COBOL2002 使用の手引 手引編


5.6.1 GO TO文

GO TO文については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「10.8.21 GO TO文」を参照してください。

GO TO文の例を次に示します。

(例1)
           MOVE A TO B
           GO TO P           *>1.
           ADD C TO D        *>2.
               :
       P.
               :
  • 1.のGO TO文を実行すると,制御はPに移ります。

  • 2.のADD文は実行されません。

(例2)
       01 DATA-1 PIC 9(9). 
                 :
            GO TO P1 P2 P3
               DEPENDING DATA-1.
                 :
        P1.
                 :
        P2.
                 :

DATA-1の値が2のとき,GO TO文を実行すると,2番目に指定した手続き名(P2)に制御が移ります。