COBOL2002 使用の手引 手引編


2.6 再帰呼び出し

再帰呼び出しとは,活性状態にあるプログラムを,直接的または間接的に呼び出すことです。COBOL2002では,RECURSIVE句が指定されたプログラム定義,利用者定義関数,およびメソッド定義を再帰呼び出しできます。

詳細は,「18.4 プログラム属性」を参照してください。

注意事項

再帰呼び出しでは,呼び出す処理単位ごとにスタック領域を使用するため,大量に再帰呼び出しをした場合,スタック領域が不足する場合があります。スタック領域が不足した場合,システム(OS)の設定によりスタック領域を拡張する必要があります。詳細は,システムのマニュアルを参照してください。