2.3.3 条件翻訳に関連する翻訳指令
条件翻訳とは,ソースコード中に翻訳指令を記述すれば,コンパイル時に特定の行を有効にしたり,無効にしたりできる機能です。
条件翻訳に関する翻訳指令を次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) DEFINE指令
DEFINE指令は,翻訳変数と呼ばれる記号名に対して特定の定数値を指定します。
詳細は,「32.3.3 条件翻訳の利用」を参照してください。また,DEFINE指令の言語仕様については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「3.3.7 DEFINE指令」を参照してください。
(2) EVALUATE指令
EVALUATE指令は,多方向分岐を条件翻訳します。
詳細は,「32.3.3 条件翻訳の利用」を参照してください。また,EVALUATE指令の言語仕様については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「3.3.8 EVALUATE指令」を参照してください。
(3) IF指令
IF指令は,単方向または双方向分岐の条件翻訳をします。
詳細は,「32.3.3 条件翻訳の利用」を参照してください。また,IF指令の言語仕様については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「3.3.10 IF指令」を参照してください。