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COBOL2002 操作ガイド


17.5.3 メッセージレベルが「INF」のメッセージの一覧

メッセージレベルが「INF」のメッセージを次に示します。メッセージ中の可変の埋め字部分は*** n ***(nは数字)で示します。

メッセージテキスト

メッセージの説明

[INF] :COBOL2002情報は含まれていません。

入力ファイルはCOBOL2002情報抽出ツールの対象ファイルであるが,ファイルの中にCOBOL2002情報が含まれていない場合に出力されます。

[INF] :COBOL85で作成されたファイルです。COBOL2002で再作成することを
    推奨します。

入力ファイルのOBJ/LIB/EXE/DLLにCOBOL85のオブジェクトが含まれている場合に出力されます。

[INF] :入力ファイルから正しい最大レコード長,最小レコード長が取得で
    きません。エンディアンがWindowsと異なるOSで作られたファイル
    のおそれがあります。

順編成ファイルの場合に,ビッグエンディアン形式のファイルを入力ファイルに指定したときに出力されます。

[INF] :入力ファイルから正しい最大レコード長,最小レコード長,最大ス
    ロット番号が取得できません。エンディアンがWindowsと異なるOS
    で作られたファイルのおそれがあります。

相対編成ファイルの場合に,ビッグエンディアン形式のファイルを入力ファイルに指定したときに出力されます。

[INF] :領域破壊を検知しました。抽出情報は正しくないおそれがありま
    す。
    スレッドID = **** 1 ****
    領域破壊されたプログラム名 = **** 2 ****
    領域破壊したおそれのあるプログラム名 = **** 3 ****

領域が壊れているため,COBOL2002情報が抽出できなくなった場合に出力されます。

**** 1 ****

領域破壊されたプログラムが動作していたスレッドID。

「抽出COBOL情報」の「スレッド情報」に出力されたスレッドIDに対応しています。

**** 2 ****

領域破壊された領域を使用していたプログラム名。

ただし,プログラム名が特定できない場合は「***」と出力されます。

**** 3 ****

領域破壊したおそれのあるプログラム名。

ただし,領域破壊したおそれのあるプログラム名が不明の場合は「***」と出力されます。

なお,**** 1 ****プログラムから呼び出されている別のプログラムで領域破壊した場合も「***」と出力されます。