16.1.1 機能の概要
TDコマンド生成機能とは,COBOLソースファイルを解析して,テストデバッガで使用するTDコマンドをファイルに生成する機能です。
生成されるTDコマンドには,中断点情報,プログラムのシミュレーション情報,およびファイルのシミュレーション情報の3種類があります。
これらのTDコマンド群は,-TestCmdオプションを指定してコンパイルしたときに生成されます。生成されたTDコマンド群に,必要に応じてTDコマンドの修正や追加をすることで,TDコマンド格納ファイルを作成できます。
また,TDコマンド生成機能の対象となるプログラムは,コンパイルしたときすべてのプログラムで,Sレベル,Uレベルのコンパイルエラーのなかった原始プログラムファイルだけです。