12.3.1 プログラムの実行の制御と追跡
テストプログラムの実行を制御したり,実行状態を追跡したりするTDコマンドの一覧を次に示します。
目的 |
コマンド名 |
---|---|
プログラムの実行を中断させる中断点を設定する。 |
SET BREAK |
SET BREAKコマンドで設定した中断点を解除する。 |
RESET BREAK |
設定されている中断点の一覧を表示する。 |
DISPLAY BREAK |
プログラムの実行を中断する条件を設定する。 |
SET WATCH |
SET WATCHコマンドで設定したデータ監視条件を解除する。 |
RESET WATCH |
プログラムが起動前状態のときは,実行を開始する。中断状態のときは,実行を再開する。 |
GO |
プログラムを1文実行して中断する。 |
STEP IN |
プログラムを1文実行して中断する。ただし,CALL文,関数呼び出しを持つ文およびINVOKE文は1文として実行する。 |
STEP OVER |
プログラムの中断時に,実行を再開する位置を変更する。 |
STEP TO |
実行中のプログラムを強制的に終了する。 |
STOP |
プログラムの実行を追跡し,指定した単位で通過点を表示する。 |
SET TRACE |
SET TRACEコマンドで開始したトレース表示を中止する。 |
RESET TRACE |
フロー情報の蓄積を開始する。 |
SET FLOW |
フロー情報の蓄積を中止する。 |
RESET FLOW |
蓄積されているフロー情報を表示する。 |
DISPLAY FLOW |
プログラムが中断している現在位置を表示する。 |
DISPLAY POINT |