10.11.1 アニメーション
アニメーションは,プログラムの実行状況をソースウィンドウに追跡して表示する機能です。アニメーションを指定してプログラムを実行すると,実行位置の文の背景色が順次変化します。実行位置の文が開いているソーステキストウィンドウにない場合は,ソーステキストウィンドウを新しく開き,その文を表示します。
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[ツール]メニューから[オプション]を選ぶ。
オプションダイアログボックスが表示されます。
オプションダイアログボックスについては,「10.18 テストデバッグのオプション設定」を参照してください。
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[ソーステキスト]タブを選び,「アニメーションを設定する」のチェックボックスをオンにする。
必要に応じて,実行速度を設定します。
アニメーションを解除する場合は,チェックボックスをオフにします。
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[OK]ボタンを選ぶ。
設定した内容が有効になります。
- 注意事項
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アニメーション指定をしてプログラムを起動または続行した場合,ソーステキストウィンドウは最大25個までしか開きません。このため,26個目を開くときに,使用順位のいちばん古いソーステキストウィンドウが自動的に閉じられてから,新たにウィンドウが開かれます。使用順位のいちばん古いウィンドウとは,最初に開いたウィンドウです。ユーザがウィンドウを操作するかアニメーション表示によってウィンドウがアクティブになると,このウィンドウの使用順位はいちばん新しくなります。現在の中断位置を表示する場合は,メニューから「現在位置の表示」を選択してください。
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登録集原文中であり,かつ登録集原文が非表示の場合の文に対するアニメーションの詳細については,「10.7.4 登録集原文の表示/非表示」を参照してください。
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アニメーションの設定を解除すると,プログラムの実行速度は速くなります。
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アニメーションの指定は,マルチスレッドプログラムでは無効になります。
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