5.4 レコード定義の生成例
あるSQL Serverドライバのデータソースの表から,COBOL2002のレコード定義を生成した場合について説明します。
このときの,基となるデータソースの表情報を「表5‒3 データソースの表から求められた列情報」に示します。また,生成されたCOBOL2002のレコード定義を「図5‒2 生成されたCOBOL2002のレコード定義」に示します。
列情報項目 |
列情報1 |
列情報2 |
---|---|---|
表名(TABLE_NAME) |
NEWTABLE |
NEWTABLE |
列名(COLUMN_NAME) |
City |
State |
データ型(DATA_TYPE) |
1(CHAR) |
1(CHAR) |
型名(TYPE_NAME) |
char |
char |
精度(PRECISION) |
10 |
2 |
長さ(LENGTH) |
10 |
2 |
位取り(SCALE) |
<Null> |
<Null> |
- 注
-
列情報項目については,「表5‒1 データソース中の表から求められる列情報と変換されるSQLデータ型」を参照してください。
以上の情報を基に,固定形式,行番号あり,開始行0,増分0,コメント未入力と指定すると,次のようなCOBOL2002のレコード定義が生成されます。
- 注1
-
01レベルのデータ名称は表名になります。
- 注2
-
02レベル以降の変換規則は,「表5‒2 SQLのデータ型から生成されるCOBOL2002のレコード定義」に従います。
- 注3
-
コメントについては,次の規則で生成します。
-
固定形式の場合
72バイト(2バイト文字が72バイトと73バイトにわたる場合は73バイト)で改行を挿入します。
-
自由形式の場合
80バイト(2バイト文字が80バイトと81バイトにわたる場合は81バイト)で改行を挿入します。
-