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COBOL2002 操作ガイド


1.3.4 ツリービューウィンドウ

ツリービューウィンドウには,プロジェクトマスタに登録されているプロジェクト,ソースファイル,依存ファイルなどの情報が表示されます。ツリービューウィンドウを次に示します。

図1‒2 ツリービューウィンドウ

[図データ]

タイトルバー

プロジェクトマスタファイル名が表示されます。また,ツリービューウィンドウを複数開いている場合,「:(コロン)」に続いてウィンドウの番号が表示されます。

プロジェクトマスタ

プロジェクトマスタを表します。

プロジェクト

プロジェクトマスタに登録されているプロジェクトを表します。名称が太字で表示されているプロジェクトは,作業中プロジェクトを表します。

ソースファイルノード

プロジェクトに登録されているソースファイルのグループを表します。

プロジェクトに登録したソースファイルは,このノードの下位に表示されます。

ソースファイルとして登録されるファイルの種類を,次に示します。

  • COBOLソースファイル

  • ファイル定義ファイル

  • レコード定義ファイル

  • 画面定義ファイル

  • HTMLファイル

  • XMLデータ定義ファイル

ソースファイルの状態は,ツリービューのアイコンでわかります。詳細は「(2) ツリービューウィンドウのアイコン」を参照してください。

依存ファイルノード

プロジェクトに登録されている依存ファイルのグループを表します。

プロジェクトに登録した依存ファイルは,このノードの下位に表示されます。

依存ファイルとして登録されるファイルの種類を,次に示します。

  • COBOL登録集原文

  • stdcall呼び出し指示ファイル(プロジェクトに関連づける場合)

  • stdcall呼び出し指示ファイル(ファイルごとに関連づける場合)

  • リポジトリファイル

  • XML文書型定義ファイル

リンケージ用ファイルノード

プロジェクトに登録されているリンケージ用ファイルのグループを表します。

プロジェクトに登録したリンケージ用ファイルは,このノードの下位に表示されます。

リンケージ用ファイルとして登録されるファイルの種類を,次に示します。

  • アイコンファイル

  • オブジェクトファイル

  • ライブラリファイル

単体テスト支援プロジェクトファイルノード

COBOL2002 Developer Professionalの単体テスト支援を使用した場合に作成されます。

単体テスト支援のテストプロジェクトファイルのグループを表します。

テストプロジェクトファイルは,このノードの下位に表示されます。

単体テスト支援については,マニュアル「COBOL2002 Professional Tool Kit 単体テスト支援ガイド」を参照してください。

その他ファイルノード

プロジェクトに登録されている一般のファイルのグループを表します。

ソースファイル,依存ファイル,およびリンケージ用ファイル以外のファイルをプロジェクトに登録した場合,このノードの下位に表示されます。

注意事項

プロジェクト名,およびファイル名は,259バイトまでツリービューウィンドウに表示されます。

〈この項の構成〉

(1) コメントの設定

開発マネージャのツリービューウィンドウでは,登録されているプロジェクト,およびファイルにコメントを設定できます。ファイルにコメントを設定する手順を次に示します。プロジェクトにコメントを設定する手順については,「1.5.4 プロジェクトの定義内容の確認」を参照してください。

  1. 開発マネージャのウィンドウのツリービューウィンドウで,コメントを登録したいファイルを選ぶ。

  2. 開発マネージャのウィンドウの[ファイル]メニューから[プロパティ]を選ぶ。

    プロパティダイアログボックスが表示されます。

  3. プロパティダイアログボックスの[コメント]タブを選ぶ。

    コメントを入力するテキストボックスが表示されます。

    [図データ]

  4. コメントを入力して[閉じる]ボタンを選ぶ。

    ファイルにコメントが設定されます。動作オプションの設定ダイアログボックスで,「ツリービューウィンドウにコメントを表示する」が設定されている場合だけ,ツリービューウィンドウに,次のようにコメントが表示されます。

    [図データ]

コメントは,128バイトまでツリービューウィンドウに表示されます。また,128バイト未満で改行を入力した場合は,改行までの文字が表示されます。

(2) ツリービューウィンドウのアイコン

次の条件で,ツリービューのアイコンが切り替わります。

ソースファイルの状態とツリービューのアイコンの対応を次に示します。

[図データ] 通常(上記の条件に該当しない)

[図データ] ファイル単位のオプション設定あり

[図データ] チェックアウト時

[図データ] ファイル単位のオプション設定ありで,かつチェックアウト時

オプションが設定してあるソースファイルを含むプロジェクトのメイン画面を次に示します。

[図データ]

(3) コメントの表示

ツリービューウィンドウのコメントは,表示/非表示を切り替えられます。

コメントの表示方法は,動作オプションの設定ダイアログボックスで設定します。詳細は,「1.7.1 動作オプションの設定」を参照してください。