COBOL2002 ユーザーズガイド


付録C.4 実行可能ファイルの実行権限についての注意事項

Windows(x86) COBOL2002 02-00以降またはWindows(x64) COBOL2002で作成したアプリケーションは,標準権限,管理者権限のどちらでも実行できます。

ただし,アプリケーションを実行する場合の実行権限について,次の注意事項があります。

注※

プログラム互換性アシスタント(PCA)が自動的に回避策を適用する機能は無効となっていて,継続的にエラーとなることがあります。

アプリケーションの権限の設定方法,およびプログラム互換性アシスタント(PCA)については,各OSのヘルプなどを参照してください。

管理者権限を設定する例

実行可能ファイルのリンク時,-MANIFESTUACリンカオプションで実行可能ファイルのアクセス許可レベルの値を指定します。

ccbl2002 -Main,System test01.cbl -Link -MANIFESTUAC:level='requireAdministrator'