37.1 デバッグ機能の種類と概要
アプリケーションデバッグ機能とは,プログラムの実行時に各種のエラーチェックをしたり,異常終了時やエラー発生時にデバッグに役立つリストを出力したりする機能です。
アプリケーションデバッグ機能を使うためには,デバッグ用のコンパイラオプションの指定が必要です。アプリケーションデバッグの各機能と指定するコンパイラオプションとの対応を次に示します。
- 注
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-TDInfオプションを指定したプログラムをテストデバッガでデバッグするとき,-DebugCompatiオプションの指定有無に関係なく,プログラム間の引数および返却項目に関するエラーをチェックします。
また,-TDInfオプションはテストデバッガのためにゼロによる除算チェックなど,最適化に影響を与えるオブジェクトコードを生成します。これによって,-TDInfオプションを指定することで,異常終了時要約情報リストなどの行番号/欄の情報が変化する場合があります。行番号/欄の情報を常に正しく保つためには,-Optimize,0オプションを指定してください。