30.11.1 CBLPUT
CBLPUTサービスルーチンは,画面に1文字を出力するものです。
- 形式
CALL 'CBLPUT' USING 引数1
- 引数
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引数1には,現在のカーソル位置に出力する文字を,1バイトの英数字項目で指定します。
- 戻り値
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0:正常終了した場合
-1:エラーが発生した場合
- 規則
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引数1が1バイト以上の長さの場合,先頭の1バイトだけが有効となります。
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このサービスルーチンを使用して文字を出力すると,カーソルは右へ1文字移動します。
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このサービスルーチンを呼ぶ前に,CBLCURサービスルーチンでカーソルを位置づけておく必要があります。位置づけていないと,文字の表示される位置は不定となります。
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画面節(WINDOW SECTION)を実行中にこのサービスルーチンを呼び出すと実行時エラーとなります。画面節(SCREEN SECTION)とは同時に実行できます。
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- 使用例
IDENTIFICATION DIVISION. PROGRAM-ID. SAMPLE1. : DATA DIVISION. WORKING-STORAGE SECTION. 01 OP-1 PIC X(1) VALUE 'A'. : PROCEDURE DIVISION. : CALL 'CBLPUT' USING OP-1. IF RETURN-CODE NOT = 0 THEN CBLPUTエラー処理 END-IF. :