COBOL2002 ユーザーズガイド


30.4.7 CBLHANDLE

CBLHANDLEサービスルーチンは,COBOLのウィンドウハンドルなどを取得するものです。

形式
CALL 'CBLHANDLE' USING 引数1 引数2 引数3
引数
  • 引数1には,コンソールウィンドウのハンドル情報を格納する領域を4バイトの2進項目で指定します。

  • 引数2には,インスタンスハンドルを格納する領域を4バイトの2進項目で指定します。

  • 引数3は予備項目であり,4バイトの2進項目で指定します。

注※

Windows(x64) COBOL2002の場合は,8バイトの2進項目です。

戻り値

0:正常終了した場合

-1:COBOLプログラムが主プログラムでない場合,またはCUIモードで実行中の場合

規則

引数の指定,引数の属性が異なった場合の結果は保証しません。

使用例
       IDENTIFICATION DIVISION.
       PROGRAM-ID. SAMPLE1.
           :
       DATA DIVISION.
       WORKING-STORAGE  SECTION.
       01 HWND   PIC 9(9) USAGE COMP.
       01 HINST  PIC 9(9) USAGE COMP.
       01 HDUMMY PIC 9(9) USAGE COMP.
           :
       PROCEDURE DIVISION.
           :
           CALL 'CBLHANDLE' USING HWND HINST HDUMMY.
           IF RETURN-CODE NOT = 0 THEN
             CBLHANDLEエラー処理
           END-IF.
          :
注※

Windows(x64) COBOL2002の場合は,「PIC 9(9)」は「PIC 9(18)」に読み替えてください。