COBOL2002 ユーザーズガイド


30.4.4 CBLARGC

CBLARGCサービスルーチンは,コマンド行に指定した引数の個数を,引数1で指定した領域に格納するものです。コマンド引数の個数は,C言語のmain関数で受け取るargcに該当します。

形式
CALL 'CBLARGC' USING 引数1
引数

引数1には,コマンド行に指定した引数の個数を受け取る領域を4バイトの2進項目で指定します。

戻り値

0:正常終了した場合

-1:エラーが発生した場合

規則
  • このサービスルーチンは,-Main,Systemオプションを指定した最外側のCOBOLプログラムだけから呼び出せます。これ以外のプログラムから呼び出した場合は,戻り値-1が返されます。

  • このサービスルーチンが異常終了した場合,CBLARGCに渡された引数1の内容は保証しません。

使用例

30.4.5 CBLARGV」の使用例を参照してください。