COBOL2002 ユーザーズガイド


27.2.4 キューをクローズする(CBLMQCLOSE)

オープンしているキューをクローズするには,CBLMQCLOSEサービスルーチンを呼び出します。

形式

CALL 'CBLMQCLOSE' USING 引数1 引数2

引数

引数1には,キューをオープンしたときにCBLMQOPENサービスルーチンに指定した「表27‒2 MSMQアクセスサービスルーチンで使用するインタフェース領域」の名前を指定します。

引数2には,データパラメタ領域の名前を指定します。

インタフェース領域に設定する項目

インタフェース領域中に設定する項目はありません。

インタフェース領域の形式については,「表27‒2 MSMQアクセスサービスルーチンで使用するインタフェース領域」を参照してください。

データパラメタ領域に設定する項目

クローズするキューのパス名を,次の形式で指定します。

記述形式

内容

01 データ名1.

CALL文のUSINGで指定するデータパラメタ領域の名前

02 データ名2 PIC S9(9) USAGE COMP.

キューのパス名のデータ長

02 データ名3 PIC X(256).

キューのパス名

戻り値

0:サービスルーチンは正常に終了した。

-1:MSMQアクセスでエラーを検出した。

-2:MSMQアクセス以外でエラーを検出した。

また,インタフェース領域に次の項目が返されます。

規則
  • データパラメタ領域のデータ名2には,データ名3で指定したキューのパス名のデータ長を,バイト数で指定します。