COBOL2002 ユーザーズガイド


13.6 COBOL入出力サービスルーチンでの複数レコード施錠

COBOL2002の入出力機能と同様に,COBOL入出力サービスルーチンでも一つのファイルに複数のレコード施錠を同時に取得できます。複数レコード施錠の詳細については,「7.2.2 レコードレベルのファイル共用」を参照してください。

複数レコード施錠は,相対ファイルだけで使用できます。また,COBOL2002の入出力機能と同様に,環境変数CBL_RECLOCKMAXで同時に施錠するレコード数を指定できます。

注意事項

環境変数CBL_RECLOCKMAXを実行支援で指定した場合,最初のCOBOLプログラムが動作するまで,この環境変数の指定は無効となります。