COBOL2002 ユーザーズガイド


12.3.3 データの入力方式

〈この項の構成〉

(1) 数字項目の入力方式

数字項目を入力する場合,整数部は数字を1けた入力するごとに全体の表示が左にシフトし,小数部は数字を1けた入力するごとにカーソルが右にシフトします。また,符号部はいつでも変更できます。

(例1)

PIC S99V99の場合

[図データ]

(例2)

PIC 999の場合

[図データ]

(2) 数字編集項目の入力方式

数字編集項目を入力する場合,キーを押すと同時に値が編集され,画面に反映されます。浮動挿入編集状態,ゼロ抑制編集状態では数字を1けた入力するごとに全体の表示が左にシフトし,ほかの編集状態では数字を1けた入力するごとにカーソルが右にシフトします。また,符号部はいつでも変更できます。

(例1)

PIC ***.**の場合

[図データ]

(例2)

PIC +ZZZ99の場合

[図データ]

(3) 英字項目,英数字項目,日本語項目の入力方式

英字項目,英数字項目,日本語項目は,フィールドの左端から順次入力します。不当な文字を入力するとエラーが表示されます。RESET句,JUST句が指定されているときは,フィールドへの入力を終了すると,入力した文字が右詰めで再表示されます。

(例)

PIC AAAAAA JUSTの場合

[図データ]

(4) 英数字編集項目,日本語編集項目の入力方式

英数字編集項目,日本語編集項目は,フィールドの左端から順次入力します。不当な文字を入力するとエラーが表示されます。キーを押すと同時に値が編集され,画面に反映されます。

(例)

PIC XX/X/Xの場合

[図データ]

(5) 注意事項