8.4.5 注意事項
-
プリンタをI-Oモードでオープンし,WRITE文を使用した場合の結果は保証しません。
-
行データの重ね打ちはできません。
-
WRITE文にADVANCING/POSITIONING指定がない場合,改行などの行制御はされません。
-
WRITE文にAFTER ADVANCING PAGE指定があっても,プリンタをオープンして最初に実行する場合は,印刷データがない状態のため,改ページは無視して印刷されます。
-
WRITE文のADVANCINGで指定された行送りの結果,印刷行の位置が実行支援などで設定された「1ページの印刷行数」を超えたとき,改ページをして,印刷行数を「1ページの印刷行数」で割った余りの位置まで行送りをします。このとき,行送りの行数が2ページを超えても,改ページは1回だけです。
例)
次の条件では,36LINESによる改ページは1ページです(3ページとはなりません)。
1.の印刷のあとで,その次のページの7行目に2.を印刷します。
[条件]
-
実行支援で,1ページの印刷行数を「10行」に指定する。
-
次に示すWRITE文を実行する。
WRITE PRINT-PAGE AFTER ADVANCING PAGE. …1.
WRITE PRINT-AREA AFTER ADVANCING 36 LINES. …2.
-
-
WRITE文で書き出すレコードは,レコード定義にCHARACTER TYPE句を指定している場合,基本項目または集団項目の下位項目(基本項目)単位で出力します。そのため,RECORD句のVARYING指定の可変長レコードの場合,DEPENDING ONで指定するレコード長は基本項目の境界でなければなりません。レコード長が基本項目の境界でない場合,基本項目の相対位置がレコード長を超える基本項目は出力されません。