7.2.6 Btrieve(Pervasive.SQL)による索引編成ファイル(Windows(x86) COBOL2002で有効)
Btrieve(Pervasive.SQL)による索引編成ファイルでファイル共用を使用する場合の注意事項を,次に示します。
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次の場合,ファイル排他またはレコード施錠の検知はしません。
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先行プロセスで排他モードで開いているファイルを,後行プロセスで共用モードで開こうとした場合。
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先行プロセスで施錠を掛けているレコードに,後行プロセスで施錠のないREAD文を実行した場合。
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先行プロセスで排他モードで開かれているファイルに対し,後行プロセスでレコード施錠をした場合,ファイル施錠のエラーが返ります。この場合,ファイル位置指示子は保証します。
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参照キーを更新した場合,あとに続くREAD文NEXT指定またはREAD文PREVIOUS指定は,更新されたキーで次のレコードを入力します。
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順アクセスで入力したレコードを削除した場合,ファイル位置指示子が不定となり,あとに続くREAD文NEXT指定またはREAD文PREVIOUS指定は,実行時エラーとなります。
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ほかで使用中のファイルに対し,OUTPUT指定のOPEN文を実行した場合,ファイル排他は検知できず,オープンエラーとなります。