1.1.4 COBOL2002の製品体系
COBOL2002では,次に示すプログラムプロダクトを用意しています。利用形態に合わせて適宜お選びください。
プログラムプロダクト名 |
開発環境 |
実行環境 |
システム運用※1 |
---|---|---|---|
COBOL2002 Net Developer |
○ |
○ |
− |
COBOL2002 Developer Professional※2 |
○ |
○ |
− |
COBOL2002 Net Server Runtime |
− |
○ |
○ |
COBOL2002 Net Client Runtime |
− |
○ |
○ |
COBOL2002 Net Server Suite |
○ |
○ |
○ |
COBOL2002 Net Client Suite |
○ |
○ |
○ |
- 〈この項の構成〉
(1) COBOL2002 Net Developer
COBOL2002の機能を活用したアプリケーションプログラムの開発からテスト・デバッグまでを支援するためのプログラムプロダクトです。コンパイラをはじめとするさまざまな開発ツールや,アプリケーションプログラムの実行テストに必要な実行時ライブラリや実行環境支援などのツールも使用できます。
ただし,COBOL2002 Net Developerはシステム開発だけを目的としたプログラムプロダクトとなっています。したがって,システム開発とシステム運用の両方を実行するためには,COBOL2002 Net Server SuiteやCOBOL2002 Net Client Suiteを利用してください。
(2) COBOL2002 Developer Professional
プログラム開発環境であるCOBOL2002 Net Developerと,プログラム開発を支援する機能であるCOBOL2002 Professional Tool Kitとを同梱したプログラムプロダクトです。
(3) COBOL2002 Net Server Runtime
開発したCOBOLプログラムをサーバOS上で運用するため,実行環境を使用するためのプログラムプロダクトです。COBOLプログラムの実行に必要な実行時ライブラリや実行環境支援などのツールが使用できます。
COBOL2002 Net Developerで開発したアプリケーションプログラムを,サーバ側のシステム上で運用する場合,このプログラムプロダクトが必要です。
(4) COBOL2002 Net Client Runtime(32bit版クライアントOS向けに提供)
開発したCOBOLプログラムをクライアントOS上で運用するため,実行環境を使用するためのプログラムプロダクトです。COBOLプログラムの実行に必要な実行時ライブラリや実行環境支援などのツールが使用できます。
COBOL2002 Net Developerで開発したアプリケーションプログラムを,クライアント側のシステム上で運用する場合,このプログラムプロダクトが必要です。