1.3.1 メッセージの記載形式
このマニュアルで使用しているメッセージの記載形式と,記載項目を次に示します。
(1) 記載形式
-
KFUDnnnnn-Y
メッセージテキスト
可変値に関する説明
- 説明
-
メッセージテキストに対する補足説明
- (S)
-
システムが実施する処置
- (O)
-
ユーザが実施する対処
なお,「可変値に関する説明」,「説明」,(S)および(O)はメッセージによって記述しないものもあります。
(2) 記載項目
- KFUDnnnnn-Y
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メッセージIDを表します。メッセージIDを構成する要素を次に示します。
- KFUD
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ISCMが出力するメッセージのプリフィックスを示します。
- nnnnn
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ISCMで管理するメッセージの番号(5桁の固有の番号)を示します。
- Y
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メッセージのレベルを表します。メッセージのレベルは英字1文字で示します。メッセージのレベルを示す文字とその意味を次に示します。
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E(Error)
エラーレベルの障害が発生して処理が続行できないことを通知するメッセージです。このメッセージが出力されたときは,処理を中断します。
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I(Information)
システムの処理過程を通知するメッセージです。このメッセージが出力されたあとも処理を続行します。
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Q(Question)
出力されたメッセージに対して,ユーザに実行の選択を促すメッセージです。このメッセージが出力されたときは,ユーザの応答を待ちます。
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W(Warning)
警告レベルの障害が発生したことを通知するメッセージです。このメッセージが出力されたあとも処理を続行します。
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- メッセージテキスト
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ISCMが出力するメッセージテキストを表します。なお,メッセージテキスト中の可変値(メッセージが出力される状況によって変わる値)は,「xx....xx」(xxは英小文字)の形式で示します。
- 可変値に関する説明
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メッセージテキスト中の可変値に表示される情報を「xx....xx:表示される情報」(xxは英小文字)の形式で示します。可変値に関する説明の記述例を次に示します。
- (例)
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aa....aa:マスターイメージID
bb....bb:ホストID
- 説明
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メッセージが通知された原因やメッセージを出力したISCMの動作など,メッセージに対する補足説明を示します。
- (S)
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メッセージが出力されたあとに,システムが実施する処置を示します。
- (O)
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メッセージが出力されたときに,ユーザが実施する対処を示します。