Hitachi

Hitachi IT System Configuration Manager リファレンス


csdinfoget(トラブルシュート情報の収集)

〈このページの構成〉

形式

csdinfoget

機能

ISCMを構成するPPのトラブルシュート情報を収集します。

実行可能ユーザ

PaaS提供者が実行できます。

オプション

なし

戻り値

意味

0

正常終了しました。

0以外

異常終了しました。

実行例

C:\Program Files\Hitachi\uCSD\mgr\bin>csdinfoget

注意事項

  1. このコマンドは,トラブルシュートに必要な情報である,ISCMの定義ファイルおよびログファイルを収集し,zip形式で出力します。出力先は,このコマンド実行時のカレントディレクトリで,

    出力ファイル名はcsdinfoget.zipになります。

  2. 出力先ディレクトリにこのコマンドが実行中に作成する一時ディレクトリ(csdinfoget_work)または出力ファイル(csdinfoget.zip)と同名のファイル/ディレクトリが存在すると,このコマンドは異常終了します。その場合,そのファイル/ディレクトリを手動で削除する必要があります。

  3. このコマンドが正常終了した場合は,画面にメッセージは出力されません。

  4. 「Ctrl+C」キーを押してこのコマンド実行を中断した場合,不完全なファイルや一時ディレクトリがこのコマンド実行時に指定したディレクトリ下に作成されている可能性があるので,当該ファイル/ディレクトリを削除してください。

  5. このコマンドは,一度もセットアップが完了していない状態では実行できません。また,アンセットアップ後の状態では実行しないでください。実行しても,トラブルシュート情報を取得することはできません。

  6. このコマンドをコマンドプロンプトでダブルクォーテーションが必要な特殊文字「&()[]{}^=;!'+,`~@」をフルパスに含むカレントディレクトリで実行しないでください。実行した場合,コマンドはRAS情報の採取に失敗します。このとき戻り値は不定となります。また,特殊文字をフルパスに含むカレントディレクトリでコマンドを実行した場合,csdinfoget_workディレクトリが,カレントディレクトリではないディレクトリ配下に作成され,コマンド実行後も残ることがありますので,csdinfoget_workディレクトリをエクスプローラなどで探し出し,削除してください。

  7. このコマンドの引数に,コマンドプロンプトでダブルクォーテーションが必要な特殊文字「&()[]{}^=;!'+,`~<>@| (半角スペース)」,および全角スペースを含む文字列を指定すると,コマンドプロンプトの構文エラーメッセージが出力され,コマンドが終了することがあります。このとき戻り値は不定となります。