Hitachi

Hitachi IT System Configuration Manager リファレンス


csdtmpregister(テンプレートの登録)

〈このページの構成〉

形式

csdtmpregister -f テンプレートファイル [-d ディレクトリ名]

機能

テンプレートファイルをISCMに登録します。新規に登録したテンプレートは非公開,上書き可の属性で登録されます。

実行可能ユーザ

PaaS提供者が実行できます。

オプション

-f

テンプレートファイルを指定します。

テンプレートファイル:〜<パス名>

-fオプションで指定するファイルの内容は「2.3 テンプレート操作で使用するファイル」を参照してください。

-d

テンプレートに付属するファイルを格納したディレクトリを指定します。

ディレクトリ名:〜<パス名>

-dオプションで指定するディレクトリは「図1-1 構成パターンテンプレートの場合の-dオプションで指定するディレクトリの構成例」,「図1-2 コンポーネントテンプレートの場合の-dオプションで指定するディレクトリの構成例」を参考に指定してください。

戻り値

意味

0

正常終了しました。

0以外

異常終了しました。

実行例

C:\Program Files\Hitachi\uCSD\mgr\bin>csdtmpregister -f tmp01.xml -d tmp01dir
KFUD13000-I テンプレートの登録が完了しました。テンプレート名=tmp01,ID=1

注意事項

引数で指定したディレクトリ以下に任意のディレクトリを作成することができます。ディレクトリは作成せずファイルだけを指定ディレクトリ直下に配置することもできます。テンプレートファイルに記述したファイルを配置してください。

-dオプションで指定されたディレクトリの構成例を次に示します。

構成パターンテンプレートの場合とコンポーネントテンプレートの場合を説明します。

なお,表番号と項番は「表2-13 構成パターンテンプレートファイルのXML記述文法」および「表2-16 コンポーネントテンプレートファイルのXMLファイル要素の文法」の項番と対応しているため,その値を設定します。

図1‒1 構成パターンテンプレートの場合の-dオプションで指定するディレクトリの構成例

[図データ]

図1‒2 コンポーネントテンプレートの場合の-dオプションで指定するディレクトリの構成例

[図データ]

各ファイル・ディレクトリに記述した番号はテンプレートファイルの項目との対応を表しています。

-dオプションで指定するディレクトリのパス長については,ディレクトリ下のすべてのファイル,およびサブディレクトリが絶対パス長で247文字以下となるよう指定してください。

テンプレートファイル名,およびディレクトリ名を相対パスで指定する場合,指定したファイル,およびディレクトリの絶対パス長が247文字以下となるよう指定してください。

ディレクトリ名を指定する場合,ディレクトリ名の絶対パス長を87文字以下とすることを推奨します。