サンプルWebアプリケーションで扱うフォルダは,次のような機能を持っています。
なお,フォルダは必ずどれかのフォルダの下位に直接型リンクでリンク付けられて管理されます。上位フォルダと下位フォルダの関係は,1:多になります。これによって,フォルダの階層構造が形成されます。
階層の頂点になるフォルダを,ルートフォルダといいます。セキュリティ管理者は,ルートフォルダを複数作成することができます。セキュリティ管理者が最初にログインしたときに自動的にルートフォルダが一つ作成されます。以後,セキュリティ管理者が必要に応じてルートフォルダを追加してください。追加するルートフォルダ名は,すでに存在するルートフォルダと重複しない名称で作成してください。セキュリティ管理者以外のユーザは,ルートフォルダが作成されたあとでログインしてください。ルートフォルダとそれ以外のフォルダは,オブジェクト属性プロパティの値で区別されます。
ルートフォルダは,セキュリティ管理者だけが削除できます。ルートフォルダやルートフォルダ以外のフォルダは,下位にオブジェクトが存在しない場合にだけ削除できます。
なお,サンプルWebアプリケーションで複数のルートフォルダを扱うためには,配置ディスクリプタ(web.xml)のコンテキストパラメタの設定とサンプルWebアプリケーションが提供するJSPを変更する必要があります。