5.6.3 文書をチェックインする

<この項の構成>
(1) 機能概要
(2) 操作手順
(3) 注意事項

(1) 機能概要

自分がチェックアウトした文書をチェックインします。セキュリティ管理者の場合は,自分以外のユーザがチェックアウトした文書もチェックインできます。この操作によって文書の更新(バージョンアップ)が完了します。

チェックインする時には,文書のプロパティおよび追加するバージョンのプロパティを設定できます。また,新しいバージョンのコンテンツに登録するファイルを同時に更新したり,全文検索インデクスの作成を指定したりすることもできます。

(2) 操作手順

  1. 「オブジェクト一覧」画面または「検索結果一覧」画面を表示して,チェックインしたい文書を含む一覧を表示します。
    「オブジェクト一覧」画面の表示方法については,「5.2.1 オブジェクト一覧を表示する」を参照してください。文書の「検索結果一覧」画面の表示方法については,「5.4.1 文書を検索する」または「5.4.2 チェックアウト中の文書を検索する」を参照してください。
  2. チェックインする文書の「操作」列の「チェックイン」アイコン[図データ]をクリックします。
    サブウィンドウに「チェックイン(1/2)」画面が表示されます。
  3. 文書のプロパティおよびバージョンプロパティを指定します。
    例えば,「プロジェクトA企画案」をバージョンアップする場合に,バージョンコメントに状態を表すコメントを記入するときは,次のように指定します。

    図5-19 チェックイン時のプロパティの指定例

    [図データ]

  4. 「登録文書ファイルの設定」ボタンをクリックします。
    サブウィンドウに,「チェックイン(2/2)」画面が表示されます。
  5. 「登録文書ファイル」ファイル選択ボックスにコンテンツとして登録するファイルのパスを指定します。
    指定方法については,「5.3.2 文書を新規に作成する」を参照してください。
  6. 全文検索インデクスを作成する場合は,「全文検索用インデクスファイルとして登録文書ファイルを使用する」チェックボックスをチェックするか,または「全文検索用インデクスファイル」ファイル選択ボックスに全文検索用ファイルのファイルパスを指定します。
    指定方法については,「5.3.2 文書を新規に作成する」を参照してください。
  7. 「チェックイン」ボタンをクリックします。
    チェックインが実行されます。サブウィンドウに,「チェックイン完了」画面が表示されます。
    なお,チェックイン後,メインウィンドウに表示されている「オブジェクト一覧」画面または「検索結果一覧」画面で操作を続ける場合は,これらの画面のリスト表示の「更新」アンカーをクリックしてください。リスト表示が最新の状態に更新されます。

(3) 注意事項

「チェックイン(1/2)」画面で,省略できない項目である「バージョン名」を指定しないで「登録文書ファイルの設定」ボタンをクリックした場合はエラーになります。

また,次の場合は,「チェックイン(2/2)」画面で「チェックイン」ボタンをクリックした時にエラーになります。