5.12.3 共有ACLを検索して選択する

<この項の構成>
(1) 機能概要
(2) 操作手順

(1) 機能概要

文書またはフォルダにバインドする共有ACLを検索します。共有ACLのプロパティの値を検索条件に指定できます。

検索実行後,検索結果からバインドする共有ACLを選択できます。

なお,バインドする共有ACLがまだ作成されていない場合は,まず,「5.11.1 共有ACLを新規に作成する」を参照して,共有ACLを作成してください。ただし,共有ACLを作成できるのはセキュリティ管理者だけです。

(2) 操作手順

  1. 「フォルダ新規作成」画面,「文書新規作成(1/2)」画面を表示します。または,文書もしくはフォルダの「アクセス権更新」画面を表示します。
    「フォルダ新規作成」画面および「文書新規作成(1/2)」画面の表示方法については,「5.3 文書またはフォルダを作成する」を参照してください。「アクセス権更新」画面の表示方法については,「5.10 アクセス権を更新する」を参照してください。
  2. 共有ACLの「選択」ボタンをクリックします。
    ツリーフレームまたはサブウィンドウのアップフレームに「共有ACL選択条件指定」画面が表示されます。この時,リストフレームまたはサブウィンドウのダウンフレームにはブランク画面が表示されます。
  3. 検索条件を指定します。
    例えば,共有ACL名に「公開」を含み,コメントに「プロジェクトA」を含む共有ACLを検索する場合は,次のように指定します。

    図5-48 共有ACL選択画面の指定例(アクセス権更新時に共有ACLを選択する場合)

    [図データ]

  4. 「検索」ボタンをクリックします。
    検索が実行されます。検索結果は,リストフレームまたはサブウィンドウのダウンフレームの共有ACL選択条件指定検索の「検索結果一覧」画面に表示されます。

    図5-49 共有ACL選択画面の検索結果の例(アクセス権更新時に共有ACLを選択する場合)

    [図データ]

    なお,検索した共有ACLのプロパティを参照したい場合は,検索結果の「共有ACL名」列のアンカーをクリックしてください。共有ACLのプロパティが表示された,「共有ACL表示」画面が,サブウィンドウに表示されます。
  5. 「検索結果一覧」画面の「操作」列の「選択」アイコン[図データ]をクリックします。
    共有ACL名に,選択した共有ACLが設定されます。設定後,「フォルダ新規作成」画面,「文書新規作成(1/2)」画面または「アクセス権更新」画面が表示されます。