メニューの「オブジェクト一覧」アンカーをクリックすると,ツリーフレームに「フォルダツリー」画面が表示されます。「フォルダツリー」画面に表示されるフォルダ階層を,フォルダツリーといいます。
フォルダツリーを使用すると,フォルダ階層をたどって文書またはフォルダを参照できます。フォルダツリーは,各フォルダが階層レベルに応じてインデントされて表示されます。同じ階層のフォルダは,フォルダ名で昇順にソートされて表示されます。
リストフレームの「オブジェクト一覧」画面で表示対象とするフォルダをカレントフォルダといいます。初期状態では,ルートフォルダが開いた状態で,その下位のフォルダは閉じた状態で表示されます。ルートフォルダに下位フォルダが存在しない場合は,ルートフォルダのアイコンが「下位フォルダなし」の状態で表示されます。「フォルダ名」のアンカーをクリックすると,カレントフォルダを切り替えることができます。
「フォルダツリー」画面の例を次に示します。
図4-15 「フォルダツリー」画面の例
フォルダツリーの表示項目について説明します。
表4-2 フォルダツリーの表示項目
表示項目 | 説明 |
---|---|
「開く」アイコン![]() | クリックすると,下位フォルダの一覧が表示され,「閉じる」アイコン![]() 下位フォルダが存在しない場合は,「下位フォルダなし」アイコン ![]() |
「閉じる」アイコン![]() | クリックすると,下位フォルダが非表示になり,「開く」アイコン![]() |
「下位フォルダなし」アイコン![]() | 「開く」アイコン![]() |
「フォルダ名」のアンカー | クリックすると,選択したアンカーのフォルダがカレントフォルダになります。また,選択してカレントフォルダとしたフォルダの内容が,「オブジェクト一覧」画面に表示されます。 表示しようとしたフォルダがすでにほかのユーザによって削除されていた場合,リストフォルダにはルートフォルダの「オブジェクト一覧」画面が表示されます。 |
「更新」アンカー | フォルダツリーの表示を最新の状態に更新します。 |
「トップへ戻る」アンカー | ページのトップを表示します。 |
フォルダツリーは,フォルダ階層全体の情報のうちの一部をキャッシュとして保持しています。「フォルダツリー」画面に表示されるフォルダツリーは,キャッシュの情報を表示したものです。このため,画面上にほかのユーザによって削除されたフォルダが表示されたままになっている場合もあります。この場合は,「更新」アンカーをクリックすると,最新の状態のフォルダツリーを表示できます。
フォルダツリーは,サーバ側で,APセッションごとに管理されています。一つのAPセッションには,一つのフォルダツリーが関連づけられます。また,フォルダツリーの各ノードは,OIIDと表示用ラベル,およびフォルダの開閉状態の情報を保持しています。