5.1.2 ルートフォルダを作成する

<この項の構成>
(1) 機能概要
(2) 操作手順

(1) 機能概要

ルートフォルダを作成します。ルートフォルダは,サンプルWebアプリケーションで管理するフォルダ階層の最上位フォルダです。

このフォルダは,セキュリティ管理者が最初にログインした時に自動的に一つ作成されます。なお,この時,複数のブラウザから同時にセキュリティ管理者でログインしないでください。

また,このフォルダが作成されていない状態で,セキュリティ管理者以外のユーザがログインしようとすると,エラーになります。

ルートフォルダの名前と数
作成されるルートフォルダの名前は,配置ディスクリプタのコンテキストパラメタに定義できます。デフォルトの名前は「root」です。
また,複数のルートフォルダを扱うかどうかの指定と,複数のルートフォルダを扱う場合のルートフォルダの数および名称も同様に配置ディスクリプタのコンテキストパラメタに定義できます。定義方法については,「2.3.2 オブジェクトモデルの情報を設定するコンテキストパラメタ」を参照してください。
ルートフォルダのアクセス権
ルートフォルダには,次のアクセス権が設定されます。
  • 所有者(セキュリティ管理者)のパーミッションは,「すべて」が設定されます。
  • プライマリグループは設定されません。
  • すべてのユーザのパーミッションは,「リンク」が設定されます。

(2) 操作手順

  1. 「ログイン」画面で,セキュリティ管理者のユーザIDとパスワードを指定します。
  2. 「ログイン」ボタンをクリックします。
    ログインが完了して,ルートフォルダが作成されます。フォルダ内容表示画面が表示され,ツリーフレームの「フォルダツリー」画面にルートフォルダが表示されます。