5.6.4 文書のバージョンを追加する時に使用する画面

文書のバージョンを追加する時に使用する画面について説明します。

<この項の構成>
(1) 「チェックアウト結果」画面
(2) 「チェックイン(1/2)」画面
(3) 「チェックイン(2/2)」画面
(4) 「チェックイン完了」画面

(1) 「チェックアウト結果」画面

「チェックアウト結果」画面について説明します。

図5-20 「チェックアウト結果」画面

[図データ]

「閉じる」アンカー
サブウィンドウを閉じます。
「チェックアウトした文書を取得する」アンカー
右クリックで表示されるメニューを選択して,チェックアウトした文書のコンテンツをファイルに保存します。
なお,登録文書ファイルが未登録の場合,このアンカーは表示されません。

(2) 「チェックイン(1/2)」画面

「チェックイン(1/2)」画面について説明します。

図5-21 「チェックイン(1/2)」画面

[図データ]

「閉じる」アンカー
サブウィンドウを閉じます。
「登録文書ファイルの設定」ボタン
「チェックイン(2/2)」画面を表示します。必要に応じてプロパティを編集してからクリックしてください。
プロパティ
チェックインするバージョンのプロパティを指定します。バージョン名以外は,チェックアウト前のバージョンと同じ値が設定されています。必要に応じて編集してください。
指定項目するについて,次の表に示します。

表5-18 チェックインするバージョンに指定するプロパティ

項目説明
「文書名」テキストボックス文書名(オブジェクト名プロパティ)を255バイト以内で指定します。
この項目を省略すると,「チェックイン(2/2)」画面で指定する登録文書ファイルのファイル名が文書名になります。ただし,この項目と,登録文書ファイルの両方を省略することはできません。
「コメント」テキストボックス文書のコメント(コメントプロパティ)を255バイト以内で指定します。
「バージョン名」テキストボックスチェックイン後の新しいバージョンに設定するバージョン名(バージョン名プロパティ)を255バイト以内で指定します。この項目は省略できません。デフォルトでは,バージョン番号が設定されています。
「バージョンコメント」テキストボックスバージョンコメントを255バイト以内で指定します。
「リセット」ボタン
指定内容をリセットします。

(3) 「チェックイン(2/2)」画面

「チェックイン(2/2)」画面について説明します。

図5-22 「チェックイン(2/2)」画面

[図データ]

「戻る」アンカー
「チェックイン(1/2)」画面に戻ります。
「閉じる」アンカー
サブウィンドウを閉じます。
「チェックイン」ボタン
文書のチェックインを実行します。チェックイン後,「チェックイン完了」画面が表示されます。
「登録文書ファイル」ファイル選択ボックス,「全文検索用インデクスファイル」ファイル選択ボックス,「全文検索用インデクスファイルとして登録文書ファイルを使用する」チェックボックスの内容を設定してから,クリックしてください。
省略できない項目が指定されていない場合,エラーになります。
「登録文書ファイル」ファイル選択ボックス
チェックインするバージョンにコンテンツとして登録するファイルを指定します。
ファイルは,「参照...」ボタンをクリックすると表示される,ファイルの選択ダイアログで選択してください。なお,ファイルパスの手入力による編集はできません。
この指定を省略した場合は,チェックイン前のカレントバージョンに登録されていた登録文書ファイルがチェックインするバージョンに登録されます。チェックイン前のカレントバージョンの登録文書ファイルが未登録の場合,チェックインするバージョンの登録文書ファイルも未登録になります。
このファイル選択ボックスの指定を省略した場合,「全文検索用インデクスファイル」ファイル選択ボックスの指定は無効になります。
「チェックイン(1/2)」画面で「文書名」の指定を省略した場合は,この項目に指定したファイル名から拡張子を除いた文字列が,文書名として設定されます。この場合,「登録文書ファイル」の指定は省略できません。
「全文検索用インデクスファイル」ファイル選択ボックス
チェックインする文書を全文検索の対象にする場合に,全文検索インデクスを作成する基になるファイルを指定します。テキスト形式のファイル(MIMEが「text/」で始まる形式のファイル)を,「参照...」ボタンをクリックすると表示される,ファイルの選択ダイアログで選択してください。なお,ファイルパスの手入力による編集はできません。
ただし,「全文検索用インデクスファイルとして登録文書ファイルを使用する」チェックボックスがチェックされている場合,指定は無視されます。
注※
全文検索インデクスとは,文書を全文検索するためにデータベースに登録するインデクスです。
「全文検索用インデクスファイルとして登録文書ファイルを使用する」チェックボックス
登録文書ファイルから全文検索インデクスを作成する場合にチェックします。
登録文書ファイルがテキスト形式のファイル(MIMEが「text/」で始まる形式のファイル)の場合にだけ指定できます。登録文書ファイルがこれ以外の形式の場合は,意図しない全文検索インデクスが作成されたり,エラーになったりすることがあります。この場合,このチェックボックスは指定しないで,登録文書ファイルと内容が同じテキスト形式のファイルを全文検索用ファイルとして指定してください。
デフォルトでは,チェックされていません。
「リセット」ボタン
指定内容をリセットします。
プロパティ
「チェックイン(1/2)」画面で設定したプロパティが表示されます。

注 「全文検索用インデクスファイル」ファイル選択ボックスの指定を省略して「全文検索用インデクスファイルとして登録文書ファイルを使用する」チェックボックスをチェックしなかった場合,全文検索インデクスは作成されません。

(4) 「チェックイン完了」画面

「チェックイン完了」画面には,チェックインした文書の文書名が表示されます。「閉じる」アンカーをクリックして,サブウィンドウを閉じてください。

なお,「オブジェクト一覧」画面または「検索結果一覧」画面をチェックイン後の状態に更新したい場合は,リスト表示の「更新」アンカーをクリックしてください。「更新」アンカーをクリックすると,リスト表示の「操作」列のアイコンが,「チェックイン」アイコン[図データ]および「チェックアウトキャンセル」アイコン[図データ]から,「チェックアウト」アイコン[図データ]に変わります。