ここでは,サンプルWebアプリケーションで扱う3種類のセッションについて説明します。
HTTPセッションは,クライアントであるWWWブラウザとサーバであるWWWサーバ間のセッションを表します。
APセッションは,サンプルWebアプリケーションのクライアントとサーバ間での,アプリケーションとしてのセッションを表します。APセッションは,エンドユーザがログインしてからログアウトするまでの間,確立されているセッションです。
HTTPセッションが終了した場合には,APセッションも自動的に終了します(自動ログアウトが実行されます)。逆に,APセッションが終了しても,HTTPセッションが終了するとは限りません。
DocBroセッションは,サンプルWebアプリケーションとDocumentBrokerとのセッションを表します。DocBroセッションは,APセッション内で,DocumentBrokerにログインしてからログアウトするまでの間,確立されているセッションです。
APセッションが終了した場合には,自動的にDocBroセッションも終了します。逆に,DocBroセッションが終了しても,APセッションが終了するとは限りません。