5.11.1 共有ACLを新規に作成する

<この項の構成>
(1) 機能概要
(2) 操作手順
(3) 注意事項

(1) 機能概要

共有ACLを新規に作成します。

(2) 操作手順

  1. メニューの「共有ACL管理」アンカーをクリックします。
    ツリーフレームに「共有ACL検索条件指定」画面が表示されます。リストフレームにはブランク画面が表示されます。
  2. 「共有ACL作成」アンカーをクリックします。
    2分割画面に切り替わり,ボディフレームに「共有ACL新規作成」画面が表示されます。
  3. 共有ACL名,コメントを指定します。
    例えば,「企画1課内のレビュー時に使用するレビュー用ACL」を作成する場合は,次のように指定します。

    図5-32 共有ACL作成時の共有ACL名およびコメントの指定例

    [図データ]

  4. ACLの「選択」ボタンをクリックします。
    4分割画面に切り替わります。
    ツリーフレームに「サブジェクト追加」画面が表示されます。
    リストフレームの上部に,「ユーザ選択条件指定」画面が表示されます。リストフレームの下部には,ブランク画面が表示されます。
  5. 「ユーザ選択条件指定」画面,またはアンカーをクリックして表示した「組織選択条件指定」画面もしくは「グループ選択条件指定」画面で,検索条件を指定します。
    ユーザ検索,組織検索またはグループ検索についての詳細は,「5.12.1 ユーザを検索して選択する」または「5.12.2 組織またはグループを検索して選択する」を参照してください。
  6. 「検索」ボタンをクリックします。
    サブジェクトの検索が実行されます。検索結果は,ユーザ選択条件指定検索の「検索結果一覧」画面組織選択条件指定検索の「検索結果一覧」画面またはグループ選択条件指定検索の「検索結果一覧」画面に表示されます。
    「検索結果一覧」画面は,リストフレームの下部に表示されます。
  7. 「検索結果一覧」画面のリスト表示から,サブジェクトに設定したいユーザ,組織またはグループの「操作」列の「選択」アイコン[図データ]をクリックします。
    ツリーフレームの「サブジェクト追加」画面の一覧に,選択した組織,ユーザまたはグループがサブジェクトとして追加されます。

    図5-33 共有ACL作成時のサブジェクト追加

    [図データ]

  8. 追加したいサブジェクトの数だけ,手順5.~手順7.を繰り返します。
    一つの共有ACLにサブジェクトは64個まで設定できます。
    なお,追加したサブジェクトを削除する場合は,「サブジェクト追加」画面の「操作」列の「削除」アイコン[図データ]をクリックします。
  9. 「サブジェクト追加」画面の「決定」ボタンをクリックします。
    「共有ACL新規作成」画面が表示されます。ACLの「サブジェクト」に,手順8.までに設定したサブジェクトが表示されます。パーミッションは「すべて」になっています。
  10. それぞれのサブジェクトに対して設定するパーミッションを,リストボックスから選択します。
    パーミッションは,「すべて」「更新」「リンク」「参照」「なし」が設定できます。
  11. 「作成」ボタンをクリックします。
    共有ACLが作成されます。作成後,ツリーフレームに「共有ACL検索条件指定」画面が表示され,リストフレームにはブランク画面が表示されます。

(3) 注意事項

「共有ACL新規作成」画面で,省略できない項目である「共有ACL名」を指定しないで「作成」ボタンをクリックした場合は,エラーになります。