はじめに

このマニュアルは,次に示すプログラムプロダクトの環境設定および運用方法について説明したものです。

<はじめにの構成>
対象読者
マニュアルの構成
このマニュアルで使用する記号
このマニュアルで使用する構文要素記号

対象読者

このマニュアルは,uCosminexus DocumentBrokerのシステムの導入・運用について説明したものです。uCosminexus DocumentBrokerの機能を解説した,マニュアル「DocumentBroker Version 5 概説」の内容を踏まえた上でご利用ください。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。

第1章 概説
uCosminexus DocumentBrokerの概要およびシステム構成について説明しています。
第2章 システム導入前の検討
uCosminexus DocumentBrokerを利用した文書管理システムの導入前に必要な検討項目について説明しています。
第3章 環境設定
uCosminexus DocumentBrokerの環境設定について説明しています。
第4章 環境設定で必要なファイル
uCosminexus DocumentBrokerの環境設定で必要なファイルについて説明しています。
第5章 DocumentBrokerの起動と終了
uCosminexus DocumentBrokerの起動方法および終了方法について説明しています。
第6章 運用と障害対策
運用方法および障害対策について説明しています。
第7章 コマンドリファレンス
コマンドの文法について説明しています。
付録A システムクラスおよびシステムプロパティの名称の規則
uCosminexus DocumentBrokerのシステムクラスおよびシステムプロパティの名前,表識別子,および列名について説明しています。
付録B ユーザ作成のアクセスルーチンを使用するためのインターフェースとクラス
ユーザ管理システムのアクセスルーチンとしてDocumentBrokerが提供するインターフェースとクラスについて説明しています。
付録C DocumentBroker Version 5へのバージョンアップ手順
DocumentBrokerVersion 3以前のバージョンから,DocumentBrokerVersion 5へバージョンアップする手順について説明しています。
付録D このマニュアルの参考情報
関連マニュアルや表記など,参考情報について説明しています。
付録E 用語解説
uCosminexus DocumentBrokerで使用する用語について説明しています。

このマニュアルで使用する記号

このマニュアルで使用する記号を次に示します。

記号意味
 |横に並べられた複数の項目に対する項目間の区切りを示し,「または」の意味を表します。
(例) A|B
 AまたはBを指定することを示します。
 _括弧で囲まれた複数項目のうち1項目に対し使用され,括弧内のすべてを省略した場合にシステムが取る標準値を示します。
(例) 〔A|B〕
 何も指定しない場合はAが仮定されます。
{ }この記号で囲まれている複数の項目のうちから一つを選択することを示します。項目が横に並べられ,記号|で区切られている場合は,そのうちの一つを選択します。
(例) {A|B|C}
 A,BまたはCのどれかを指定することを示します。
〔 〕この記号で囲まれている項目は省略してもよいことを意味します。複数の項目が横に並べて記述されている場合には,すべてを省略するか,記号{ }と同じくどれか一つを選択します。
(例1) 〔A〕
 「何も指定しない」か「Aを指定する」ことを示します。
(例2) 〔B|C〕
 「何も指定しない」か「BまたはCを指定する」ことを示します。
< >この記号で囲まれている項目は,該当する要素を指定することを示します。
(例) <プロパティ>
 プロパティを記述します。
::=この記号の左にあるものを右にあるもので定義することを示します。
(例) A::=B
 「AとはBである」と定義することを示します。
 ...この記号の直前の項目を繰り返し,複数個指定できることを示します。
(例) A...
 Aを複数個指定できることを示します。

このマニュアルで使用する構文要素記号

このマニュアルで使用するユーザ指定値の内容を表す記号です。

構文要素記号意 味
英字A~Z a~z
英小文字a~z
英大文字A~Z
数字0~9
英数字A~Z a~z 0~9
16進数字0~9 A~F a~f
記号! " # $ % & ' ( ) + , _ ・ . / : ; < = > @ [ ] ^ - { }  ̄ 空白 ¥

注 すべて半角文字を使用してください。