この節では,コマンドの入力形式,使用方法および注意事項について説明します。
コマンドの入力形式を次に示します。
コマンド名は,実行するコマンドのファイル名です。
オプションの入力形式の規則を次に示します。なお,説明文で使用する「$」はコマンドプロンプト,「cmd」はコマンド名を表します。
入力は,すべてコマンドのオプション,引数の並びです。
コマンド処理が正常に終了した場合の出力は,すべて標準出力に対して実行します。また,終了コードの一覧を次の表に示します。
表7-2 終了コード一覧
終了コード | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
1 | 警告つき正常終了 |
2 | 引数エラー |
それ以外 | そのほかのエラー |
コマンド処理がエラーになった場合(終了コードが「0」以外)は,メッセージをすべて標準エラー出力に出力します。引数エラーになった場合(終了コードが「2」)は,標準エラー出力にコマンドの使用方法(USAGE)を出力します。出力形式は次のとおりです。
コマンドの実行可能ファイルにアクセスしてコマンドを実行できるユーザはシステム管理者だけです。