dbjcrtsql(DocumentBroker用データベース定義文の作成)
機能
データベースに登録されたメタ情報を基に,DocumentBrokerのデータベースを初期設定するために必要な以下のデータベース定義文を作成します。
- システムクラスのテーブル定義文
- ユーザクラスのテーブル定義文
- システムプロパティに対するインデクス定義文
- ユーザプロパティに対するインデクス定義文(-iオプション指定時)
形式
dbjcrtsql -o データベース定義文格納ファイル名
〔-i インデクス情報ファイル名〕
〔-r RDエリア定義情報ファイル名〕
オプション
- -o データベース定義文格納ファイル名
- 作成したデータベース定義文を格納するファイルを絶対パスで指定します。なお,出力先にファイルが存在する場合は,上書きされます。
- -i インデクス情報ファイル名
- インデクス定義をするための情報を記述したファイル名を絶対パスで指定します。ユーザが追加したプロパティに対して定義系SQL「CREATE INDEX」文(インデクス定義文)を出力する場合に指定します。インデクス情報ファイルについては,「4.11 インデクス情報ファイル」を参照してください。
- -r RDエリア定義情報ファイル名
- RDエリア定義情報ファイル名を絶対パスで指定します。
- -oオプションで指定したデータベース定義文格納ファイル中のRDエリア名を,指定したRDエリア定義情報ファイルの情報に従って出力する場合に指定します。RDエリア定義情報ファイルについては,「4.10 RDエリア定義情報ファイル」を参照してください。
注意事項
- このコマンドを実行する前には,dbjinitmetaコマンドでメタ情報をデータベースに登録しておく必要があります。
- このコマンドは,データベース自身の定義であるエリア定義は実行しません。必要なエリアの定義は,出力されるデータベース定義文に追加してください。
- 次に示す場合は,インデクス格納RDエリアの名称として「USR_INDEX_AREA」が出力されます。
- -iオプションにインデクス情報ファイル名を指定し,-rオプションを省略してこのコマンドを実行した場合
- RDエリア定義情報ファイルで種別「IndexArea」に,インデクス情報ファイルに記述した項目に対応するRDエリアの定義を記述していない状態で,-iオプションにインデクス情報ファイル名を指定し,-rオプションにRDエリア定義情報ファイル名を指定してこのコマンドを実行した場合
- 実行結果であるデータベース定義文に対してエリア定義などの必要な項目を追加,修正してからデータベースを作成してください。ただし,-rオプションを指定した場合は,RDエリア定義情報ファイルの指定に従って,RDエリア名が出力されます。