障害要因の特定方法について説明します。
障害が発生した場合,その対処方法を決めるためには,その障害の要因を特定する必要があります。障害の要因を特定するには,次の項目を確認してください。
障害の要因を特定するために,まず,DocumentBrokerが作成するメッセージログファイルにエラーメッセージが出力されているかどうかを確認します。
メッセージログファイルの出力先については,「6.4.1(1) ログの種類」を参照してください。
エラーメッセージが出力されている場合,エラーメッセージのメッセージIDからエラーが発生しているプログラム,障害の要因が特定できます。
障害が発生したときに実行していた操作の詳細な手順を確認します。正しい操作手順をしていないことが要因で,障害が発生している場合が考えられます。操作手順を確認することで,障害の要因がある程度特定できます。