ここでは,表識別子(表の名称として一意に識別できる値),列名,インデクス名(表を検索するためのキーとして列に付けた索引の名称),およびエリア名を定義する場合の規則を説明します。
クラス名やプロパティ名をデータベース定義の名称とする場合の名称定義の規則を次の表に示します。
表A-3 データベース定義の名称定義の環境ごとの規則
データベース定義の名称定義の環境 | クラス名やプロパティ名をデータベース定義の名称とする環境 |
---|---|
表識別子 | サブクラス名 |
列名 | プロパティ名 |
列名(二つのクラスを一つの表に格納する場合) | プロパティ名 プロパティ名+'_1' |
VariableArray用のクラス(別表) | VariableArrayプロパティ名 |
VariableArray型のプロパティ(別表) | 要素プロパティ名 |
VariableArray型のプロパティ(HiRDBの繰り返し列) | VariableArrayプロパティ名+'_'+要素プロパティ名 |
インデクス名 (キーが一つ,または指定省略時) | サブクラス名 |
インデクス名 (キーが複数,または指定省略時) | サブクラス名 |
サブクラス名で表識別子の制約 | あり |
プロパティ名で列名の制約 | あり |
サブクラス名に対応する表識別子とプロパティ名に対応する列名の詳細な規則については,「4.9.2 サブクラス名およびプロパティ名をデータベース定義の名称に使用する場合の規則」を参照してください。インデクス名を定義する場合の詳細な規則については,「4.11.2 インデクス名をデータベース定義の名称に使用する場合の規則」を参照してください。エリア名については,データベース定義の制約に従って定義してください。