ここでは,複数の実行環境を構成するシステムでリファレンスファイル管理機能を使用する場合に,ネットワーク上のマシンの共有ディスクにコンテンツを格納するための設定について説明します。
ネットワーク上のマシンの共有ディスクを使用する場合は,コンテンツ格納先ベースパスをUNC形式のパスで指定してください。
対象のネットワーク上のマシンには,プロセスを起動するユーザのユーザ名とパスワードを使用してログインします。必要なアクセス権限を設定してください。なお,対象のネット上のマシンへの接続ユーザ数が上限に達した場合は,エラーが発生します。
NFSを使用するためには,DocumentBrokerを起動する前に次の設定を実施してください。
NFSの設定の詳細については,オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
なお,コンテントの格納先となるサーバマシンと,DocumentBrokerが存在するマシンは同一のオペレーティングシステムを使用してください。また,パスワードファイルに設定するシステム管理者ユーザのユーザID,およびシステム管理者ユーザが所属するシステム管理者グループのグループIDは,マシン間で同一の内容にしておく必要があります(同じパスワードファイルを使用することを推奨します)。
システム管理者ユーザのユーザID,およびシステム管理者ユーザが所属するシステム管理者グループのグループIDが異なる場合,ファイルアクセスでのエラーの原因となります。