ここでは,ユーザ管理システムのアクセスルーチンとしてDocumentBrokerが提供するインターフェースとクラスについて説明します。
ユーザ管理システムのアクセスルーチンは,DocumentBrokerが提供するDbjAuthModuleインターフェースを実装したクラスをユーザが作成し,そのクラス名を文書空間構成定義ファイル(docspace.properties)に指定します。
DocumentBrokerがUOCで提供するインターフェースとクラスの一覧を次の表に示します。
表B-1 DocumentBrokerがUOCで提供するインターフェースとクラス
関数 | 機能 |
---|---|
jp.co.Hitachi.soft.docbroker.auth.DbjAuthModule | ユーザ認証のインターフェースです。 DocumentBrokerのユーザ認証処理時に発行されます。 |
jp.co.Hitachi.soft.docbroker.auth.DbjAuthUserInfo | ユーザ情報の取得インターフェースです。 |
jp.co.Hitachi.soft.docbroker.auth.DbjAuthException | UOC例外クラスです。 UOCでエラーが発生した場合に詳細メッセージを取得します。 |
各インターフェース,およびクラスに属するメソッドの詳細では,次に示す項目について説明します。