7.4.1 dbjlsfldrコマンドが出力するファイル

dbjlsfldrコマンドを実行すると,次のファイルが出力されます。

出力形式
フォルダパス情報ファイルの出力形式を次に示します。
  • 1フォルダの情報が1行(レコード)で出力されます。CSV形式で出力されます。
  • 各項目は,半角のコンマ「,」で区切って出力されます。
  • 各項目の値は,ダブルクォーテーション(")で囲んで出力されます。項目内にダブルクォーテーション(")を含む場合は,ダブルクォーテーションが二つ重ねて出力されます。
  • 文書空間の文字コードで出力されます。

 

それぞれのファイルの詳細を次に示します。

<この項の構成>
(1) フォルダパス情報ファイル
(2) フォルダプロパティ情報ファイル

(1) フォルダパス情報ファイル

(a) ファイル名

ファイル名は「dbjlsfldr_<YYYYMMDDhhmmssxxx>.csv」の形式で出力されます。

(b) 出力内容

フォルダパス情報ファイルの出力内容を次に示します。

表7-4 フォルダパス情報ファイルの出力内容

項番出力情報説明
1フォルダOIIDフォルダのOIIDが出力されます。
2フォルダパスフォルダの階層がフォルダパスで出力されます。フォルダパスは,フォルダを「/」で区切って出力されます。
3文書数フォルダにリンク(直接型リンク)されている文書数が出力されます。
(c) 出力例

フォルダパス情報ファイルの出力例を次に示します。

#OIID,フォルダパス,文書数
"dma:///07a17522-a626-…0000000101​","フォルダ01","0"
"dma:///07a17522-a626-…0000000102​","フォルダ01/フォルダ02","100"
"dma:///07a17522-a626-…0000000105​","フォルダ01/フォルダ02/フォルダ05","5"
"dma:///07a17522-a626-…0000000103​","フォルダ01/フォルダ03","200"
"dma:///07a17522-a626-…0000000104​","フォルダ01/フォルダ04","10"

(2) フォルダプロパティ情報ファイル

(a) ファイル名

ファイル名は「dbjlsfldr_<クラス名>_<YYYYMMDDhhmmssxxx>.csv」の形式で出力されます。

(b) 出力内容

フォルダプロパティ情報ファイルの出力内容を次に示します。

表7-5 フォルダプロパティ情報ファイルの出力内容

項番出力情報説明
1フォルダOIIDフォルダのOIIDが出力されます。
2~nユーザプロパティの値フォルダクラスに定義されているユーザプロパティの値が出力されます。ただし,VariableArray型プロパティおよびFreeWordIndex型プロパティは出力されません。
値がNULL値の場合は,「""」の形式で出力されます。
(c) 出力例

フォルダプロパティ情報ファイルの出力例を次に示します。

#OIID,usrProp_Name, usrProp_CreateTime
"dma:///07a17522-a626-…0000000101​","フォルダ01","2012/12/12 08:00:00"
"dma:///07a17522-a626-…0000000102​","フォルダ02","2012/09/12 08:00:00"
"dma:///07a17522-a626-…0000000103​","フォルダ03","2012/01/16 10:00:00"
"dma:///07a17522-a626-…0000000104​","フォルダ04","2012/06/12 08:00:00"