4.10.2 RDエリア定義情報ファイルの記述形式

ここでは,RDエリア定義情報ファイルの記述形式について説明します。

<この項の構成>
(1) 記述規則
(2) 記述形式

(1) 記述規則

RDエリア定義情報ファイルを記述する場合の規則を次に示します。

(2) 記述形式

RDエリア定義情報ファイルの記述形式を次に示します。

種別,RD エリア名[,クラス名[,プロパティ名,…]]

各項目について説明します。

種別
RDエリアの種別を指定します。指定できる値を次の表に示します。なお,この項目の指定は省略できません。

表4-20 RDエリアの種別

種別説明出力するデータベース定義文に種別に対応する指定がない場合の指定値クラス名の指定プロパティ名の指定
TableArea表として定義されるクラスとRDエリア名を対応付ける。USERAREA省略可指定不要
IndexAreaデータベースのインデクスとして定義されるプロパティとRDエリアを対応付ける。INDEXAREA省略可1から最大16個指定
LobArea文書実体を管理するクラスとLOB列格納用RDエリア名を対応付ける。BLOBAREA省略不可
dmaClass_ContentTransferクラスを指定する。
指定不要
SGMLTEXTLobArea全文機能付き文書クラスと全文検索用の文書内容格納用RDエリア名を対応付ける。BLOBAREA省略不可指定不要
NgramIndexArea全文検索機能付き文書クラスに定義される全文検索インデクスと全文検索インデクス格納用RDエリア名を対応付ける。BLOBAREA省略不可指定不要
FreeWordIndexArea全文検索機能付き文字列型プロパティに定義される全文検索インデクスと全文検索インデクス格納用RDエリア名を対応付ける。BLOBAREA省略不可1個指定する
RDエリア名
格納先のRDエリア名を指定します。この項目の指定は省略できません。
なお,種別がLobArea,SGMLTEXTLobArea,NgramIndexArea,およびFreeWordIndexAreaの場合に指定するRDエリア名は,ファイル内で一意になっている必要があります。
クラス名
クラス名(定義情報ファイルに設定した値)を指定します。クラスごとにRDエリアを設定する場合に指定する必要があります。指定を省略すると,種別は1つのRDエリアに対応付けられます。
プロパティ名
インデクスのキーに選択するプロパティ名(定義情報ファイルに設定した値)を指定します。インデクスごとにRDエリアを設定する場合に指定する必要があります。