dbjlsfldr(フォルダ一覧の出力)
機能
指定されたフォルダのリンク先(直接型リンク)フォルダのパス情報,文書数,プロパティ情報をCSV形式で出力します。出力内容については,「7.4.1 dbjlsfldrコマンドが出力するファイル」を参照してください。
直接型リンクでフォルダに包含されているフォルダの情報を再帰的に出力します。
形式
dbjlsfldr -f {フォルダのOIID | フォルダのクラス名}
-p プロパティ名
-o 結果出力ディレクトリ名
オプション
- -f {フォルダのOIID | フォルダのクラス名}
- フォルダのOIIDまたはフォルダのクラス名を指定します。
- フォルダのOIIDを指定した場合,指定したフォルダに包含されているフォルダの情報を再帰的に出力します。
- フォルダのクラス名を指定した場合,指定したクラスに格納されているトップフォルダを起点に,そのトップフォルダに包含されているフォルダの情報を再帰的に出力します。
- -p プロパティ名
- フォルダ名を表すユーザプロパティのプロパティ名を指定します。このオプションに指定できるのは,ユーザプロパティだけです。システムプロパティを指定した場合は,エラーとなります。
- 指定できるプロパティのデータ型は,String型です。
- 各フォルダクラスで共通のフォルダ名を表すプロパティを指定してください。クラスに指定されたプロパティが存在しない場合,フォルダ名は”(no-data)”と出力されます。指定されたプロパティの値がNULL値の場合,フォルダ名は”(null)”と出力されます。
- -o 結果出力ディレクトリ名
- 結果リストを出力するディレクトリのパスを,絶対パスで指定します。
注意事項
- このコマンドを多重実行しないでください。
- 1つのフォルダ直下に登録(直接型リンク)されているフォルダおよび文書の合計数が100万件を超えるフォルダが出力対象に含まれる場合は,コマンド実行中にフォルダや文書を削除しないでください。100万件を超えるフォルダ直下のフォルダや文書を削除した場合は,正しく情報が出力されないことがあります。フォルダおよび文書の合計数が100万件を超えるフォルダが出力対象に含まれる場合は,Webサーバを停止するなどして,ユーザがフォルダや文書を削除できない状態で,このコマンドを実行してください。