ここでは,全文検索機能を使用する場合に出力されるデータベース定義文について説明します。
全文検索機能を使用する場合,DocumentBroker用データベース定義文の作成コマンド(dbjcrtsql)を実行すると,次に示すデータベース定義文が出力されます。
以降,それぞれのデータベース定義文について説明します。
全文検索機能を使用する文書クラスに定義される全文検索インデクス用プロパティ(検索タームを指定する全文検索機能用)ごとに出力されるデータベース定義文について説明します。ここでは,edmProp_TextIndexプロパティを定義したクラスのデータベース定義文について説明します。
プレーンテキストを対象とした全文検索機能を使用する文書クラスに,edmProp_TextIndexプロパティを定義します。これによって,次の図に示すデータベース定義文が出力されます。
図3-8 edmProp_TextIndexプロパティの定義で出力されるデータベース定義文
図3-8のデータベース定義文中の1.,2.,および3.の意味を次に示します。
概念検索機能を使用する文書クラスに定義される全文検索インデクス用プロパティ(概念検索機能用)ごとに出力されるデータベース定義文について説明します。ここでは,次に示す全文検索インデクス用プロパティを定義したクラスのデータベース定義文について説明します。
プレーンテキストを対象とする概念検索機能を使用する文書クラスに,edmProp_ConceptTextIndexプロパティを定義します。これによって,次の図に示すデータベース定義文が出力されます。
図3-9 edmProp_ConceptTextIndexプロパティを定義した場合に出力されるデータベース定義文
図3-9のデータベース定義文中の1.,2.,および3.の意味を次に示します。
ここでは,文字列型プロパティに対する全文検索機能を使用するためのプロパティを定義した場合に出力されるデータベース定義文について説明します。
usrClass_PropTextSearchクラスに対して,全文検索機能付き文字列型プロパティであるusrProp_DocSummaryプロパティを定義した場合に出力されるデータベース定義文を次の図に示します。
図3-10 全文検索機能付き文字列型プロパティを定義した場合に出力されるデータベース定義文
図3-10のデータベース定義文中の1.および2.の意味を次に示します。
全文検索機能を使用する場合に出力されるデータベース定義文に定義されているRDエリア名について説明します。
これらのRDエリア名は,「3.5.2 HiRDBの環境設定」で作成したRDエリア名に変更する必要があります。ただし,DocumentBroker用データベース定義文の作成コマンド(dbjcrtsql)の-rオプションでRDエリア定義情報ファイル名を指定している場合,この作業は不要です。RDエリア定義情報ファイルについては,「4.10 RDエリア定義情報ファイル」を参照してください。