この節では,レンディション定義ファイルについて説明します。
レンディション定義ファイルは,文書のコンテンツを登録するときに,登録するファイルの拡張子からレンディションタイプ(MIME形式)を自動的に設定するために使用するファイルです。
プロパティ名には,ファイルの拡張子を指定します。値には,レンディションタイプを指定します。レンディションタイプは,MIME形式で指定します。ただし,先頭の「MIME::」は省略して指定してください。
形式は,次のとおりです。
複数の拡張子に同じレンディションタイプを割り当てる場合も,拡張子ごとに1列ずつ,同じレンディションタイプを指定してください。
記述例を示します。
txt = text/plain |
レンディション定義プロパティファイルの内容は,DocumentBrokerを初期化するときに読み込まれます。一度読み込まれたあとは,プロセスが終了するまで再読み込みはされません。
複数の実行環境でシステムを構築する場合,すべての実行環境でレンディション定義プロパティファイルの内容を一致させておく必要があります。レンディション定義プロパティファイルの内容が不一致の場合,DocumentBrokerに登録されるファイルの形式に関する情報が,使用する実行環境ごとに異なります。