7.4.2 dbjlsdocコマンドが出力するファイル

dbjlsdocコマンドを実行すると,次のファイルが出力されます。

出力形式
文書一覧ファイルの出力形式を次に示します。
  • 1文書の情報が1行(レコード)で出力されます。CSV形式で出力されます。
  • 各項目は,半角のコンマ「,」で区切って出力されます。
  • 各項目の値は,ダブルクォーテーション(")で囲んで出力されます。項目内にダブルクォーテーション(")を含む場合は,ダブルクォーテーションが二つ重ねて出力されます。
  • 文書空間の文字コードで出力されます。
<この項の構成>
(1) 文書一覧ファイル

(1) 文書一覧ファイル

ファイル名は「dbjlsdoc_<クラス名>_<YYYYMMDDhhmmssxxx>.csv」の形式で出力されます。

(a) 出力内容

文書一覧ファイルの出力内容を次に示します。

表7-6 文書一覧ファイルの出力内容

項番出力情報説明
1文書OIID文書のOIIDが出力されます。
2フォルダOIID文書が格納されているフォルダのOIIDが出力されます。
3フォルダパスフォルダパスが出力されます。
フォルダパスは,指定されたフォルダのフォルダ名を先頭に「/」で区切って出力されます。
-pオプションを指定した場合だけ出力されます。
-pオプションを指定しない場合は,「""」の形式で出力されます。
4レンディション数文書のレンディション数が出力されます。
5レンディションタイプ文書のマスタレンディションのレンディションタイプが出力されます。
6ファイル名文書のマスタレンディションのファイル名が出力されます。
7チェックアウトユーザ識別子文書がチェックアウトされている場合,チェックアウトユーザ識別子が出力されます。
文書がチェックアウトされていない場合は,「""」の形式で出力されます。
8~nユーザプロパティの値文書クラスに定義されているユーザプロパティの値が出力されます。
ただし,VariableArray型プロパティおよびFreeWordIndex型プロパティは出力されません。
値がNULL値の場合は,「""」の形式で出力されます。
(b) 出力例

出力例を次に示します。

#OIID,フォルダOIID,フォルダパス,レンディション数,レンディションタイプ,ファイル名,チェックアウトユーザ識別子,usrProp_Name,usrProp_CreateTime
"dma:///07a17522-a6-…0000000101​","dma:///07a17522-a6-…0000000201​","","1","application/msword","a.doc","","user01","2012/12/12 12:00:00"
"dma:///07a17522-a6-…0000000102​","dma:///07a17522-a6-…0000000201​","","1","text/plain","b.txt","","user02","2012/12/12 12:00:00"
"dma:///07a17522-a6-…0000000103​","dma:///07a17522-a6-…0000000201​","","1","application/msword","c.doc