2.4 仮想メモリ所要量の見積もり

ここでは,DocumentBrokerの仮想メモリ所要量の見積もりについて説明します。

仮想メモリ所要量は,次に示す計算式で算出してください。なお,仮想メモリが不足すると,動作が不安定になり異常終了するおそれがあります。仮想メモリには必要量を確保してください。

計算式(単位:メガバイト)
40 + a + b
  • a=4×MIN(c,d)×e
  • b=((500+f×2)×g×h)÷1,048,576

    表2-6 仮想メモリの計算式の変数に設定する値

    変数設定する値
    c文書空間で管理する最大文書サイズ(単位:メガバイト)
    d文書空間構成定義ファイルのBinaryAccessSizeプロパティの値(単位:メガバイト)
    e文書空間で管理する同時作業文書数
    f検索で取得するプロパティ長の合計(単位:バイト)
    g検索ヒット件数
    h同時検索実行数