uCosminexus DocumentBroker Version 5 システム導入・運用ガイド
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dbjlsdoc(文書一覧の出力)
機能
形式
dbjlsdoc -f フォルダのOIID
-o 結果出力ディレクトリ名
〔-p プロパティ名〕
〔-c {CH | DV}〕
〔-t プロパティ名,{開始日時,終了日時 |
開始日時 |
,終了日時}〕
〔-s〕
オプション
- -f フォルダのOIID
- 文書一覧を出力する文書が登録されたフォルダのOIIDを指定します。
- -o 結果出力ディレクトリ名
- 文書一覧の結果を出力するディレクトリ名を,絶対パスで指定します。
- -p プロパティ名
- フォルダ名を表すユーザプロパティのプロパティ名を指定します。このオプションに指定できるのは,ユーザプロパティだけです。システムプロパティを指定した場合は,エラーとなります。
- 指定できるプロパティのデータ型は,String型です。
- 各フォルダクラスで共通のフォルダ名を表すプロパティを指定してください。クラスに指定されたプロパティが存在しない場合,フォルダ名は”(no-data)”で出力されます。
- -c {CH | DV}
- バージョン付き文書の場合,バージョニングオブジェクトとバージョンオブジェクトのどちらのプロパティ情報を出力するかを指定します。
- CH:バージョニングオブジェクトのプロパティ情報を出力します。
- DV:バージョンオブジェクトのプロパティ情報を出力します。
- このオプションを省略した場合はCHが仮定されます。
- -t プロパティ名,{開始日時,終了日時 | 開始日時 | ,終了日時}
- 日時を指定して文書を出力する場合に指定します。
- 開始日時および終了日時を「YYYYMMDDhhmmss」の形式で指定します。
- YYYY:西暦年号(1970〜2038の範囲で指定してください。)
- MM:月
- DD:日
- hh:時
- mm:分
- ss:秒
- 開始日時と終了日時の間のカンマ(,)の前後に余分なスペースを指定しないでください。
- 開始日時と終了日時のどちらかを必ず指定してください。開始日時を省略すると,終了日時以前の文書だけ出力し,終了日時を省略すると,開始日時以降の文書だけ出力します。
- プロパティ名には,文書クラスに定義されている日時を表すユーザプロパティのプロパティ名を指定します。
- ユーザプロパティだけが指定でき,システムプロパティを指定した場合,エラーとなります。
- 指定できるプロパティのデータ型は,String型,Integer型です。
- String型プロパティが指定された場合,指定された日時の文字列をそのまま条件とします。Integer型プロパティが指定された場合,指定された日時を通算秒に変換した値を条件とします。
- 各文書クラスで共通の日時を表すプロパティを指定してください。該当する文書クラスに指定されたプロパティが存在しない場合,指定した条件は無視されます。
- -s
- このオプションを指定した場合,直接型リンクされているフォルダに格納されている文書も再帰的に出力します。
- このオプションを指定しなかった場合,直接型リンクされているフォルダに格納されている文書は出力しません。
注意事項
- このコマンドを多重実行しないでください。
- 1つのフォルダ直下に登録(直接型リンク)されているフォルダおよび文書の合計数が100万件を超えるフォルダが出力対象に含まれる場合は,コマンド実行中にフォルダや文書を削除しないでください。100万件を超えるフォルダ直下のフォルダや文書を削除した場合は,正しく情報が出力されないことがあります。フォルダおよび文書の合計数が100万件を超えるフォルダが出力対象に含まれる場合は,Webサーバを停止するなどして,ユーザがフォルダや文書を削除できない状態で,このコマンドを実行してください。
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