uCosminexus DocumentBroker Version 5 システム導入・運用ガイド
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4.11.3 インデクス情報ファイルの記述形式
インデクス情報ファイルを記述する場合の規則を次に示します。
- ファイルの文字コードはUTF-8とします。
- 区切り文字は「,」とします。
- 先頭(1 バイト目)が「#」で始まる行はコメント行として扱われます。(空白のトリミングは行われません。)
- 空白行は無視されます。
インデクス情報ファイルの記述形式を次に示します。
- [インデクス名],クラス名,[UNIQUE],[EXCEPT],プロパティ名,[{ASC | DESC}] [,プロパティ名, [{ASC | DESC}]]…
各項目について説明します。
- インデクス名
- インデクス名を指定します。インデクス名の規則は,「4.11.2 インデクス名をデータベース定義の名称に使用する場合の規則」を参照してください。
- 指定が省略された場合,インデクス名はシステムインデクス名に続けて「クラス名 + VV(32進数)」の形で自動採番されます。VVを超える場合はエラーとなります。インデクス名を指定し,クラス名にVariableArrayクラス名を指定した場合,VariableArrayプロパティを複数の箇所で使用すると同名のインデクス名が複数出力されます。
- クラス名
- インデクスを定義するクラス名を指定します。この項目は省略できません。
- UNIQUE
- インデクスのキーに選択するプロパティを一意に制約する場合に指定します。指定を省略した場合,インデクスのキーに選択するプロパティを一意に制約しません。
- EXCEPT
- NULL値だけで構成されるキーを除外してインデクスを定義する場合に指定します。指定を省略した場合,NULL値だけで構成されるキー値を除外しません。
- プロパティ名
- インデクスのキーに選択するプロパティ名を指定します。最大16個まで指定できます。複数指定すると,マルチカラムインデクス定義となります。システム定義のプロパティ(「dma」および「edm」で始まるプロパティ)は指定できません。なお,この項目は省略できません。
- ASC|DESC
- インデクスを昇順に定義する場合はASC,降順に定義する場合はDESCを指定します。直前のカラムにはプロパティ名を指定する必要があります。なお,指定を省略した場合,キーに選択したプロパティにORDER BY句が設定されません。
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