uCosminexus DocumentBroker Version 5 システム導入・運用ガイド
HiRDBでデータベースシステムを構築するために必要なデータベース容量として,次の容量を確保してください。
データベース容量 = RDエリアの容量 + システムファイルの容量
RDエリアは,HiRDBが管理する表およびインデクスを格納する論理的なエリアのことです。DocumentBrokerで使用するRDエリアを次の表に示します。
表2-7 DocumentBrokerで使用するRDエリア
| 分類 | RDエリアの種類 | 説明 |
|---|---|---|
| システム用RDエリア | マスタディレクトリ用RDエリア | データベースシステムの情報を格納します。 |
| データディレクトリ用RDエリア | ||
| データディクショナリ用RDエリア | ||
| システムLOB用RDエリア | データディクショナリLOB用RDエリア | |
| レジストリ用RDエリア | レジストリ用RDエリア | HiRDB Text Search Plug-in,またはHiRDB XML Extensionを利用した全文検索機能を使用する場合に,HiRDB Text Search Plug-in,またはHiRDB XML Extensionのレジストリ情報を格納します。 |
| レジストリLOB用RDエリア | ||
| ユーザ用RDエリア | ユーザ表用RDエリア | DocumentBrokerで扱う文書やフォルダのデータを格納します。 |
| ユーザインデクス用RDエリア | ||
| ユーザLOB用RDエリア | コンテンツ格納用RDエリア | 文書のコンテンツを格納します。 |
| SGMLTEXTデータ格納用RDエリア | HiRDB Text Search Plug-in,またはHiRDB XML Extensionを利用した全文検索機能を使用する場合に,コンテンツのテキストデータ,テキストデータのインデクスを格納します。 | |
| n-gramインデクス情報格納用RDエリア | ||
| 全文検索機能付き文字列型プロパティのインデクス格納用RDエリア | HiRDB Text Search Plug-in,またはHiRDB XML Extensionを利用した文字列型プロパティに対する全文検索機能を使用する場合に,全文検索機能付き文字列型プロパティのデータのインデクスを格納します。 |
このマニュアルでは,DocumentBrokerで扱う文書やフォルダのデータを格納する,次のRDエリアの容量の算出方法について説明します。
ほかのRDエリアの容量およびシステムファイルの容量の算出方法については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。なお,レジストリ用RDエリアの容量の算出方法については,マニュアル「HiRDB Text Search Plug-in」,またはマニュアル「HiRDB XML Extension」も参照してください。
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