18.10 エージェントのトラブルシューティング手順
エージェントでトラブルが発生した場合の対処方法、およびトラブルシュート用情報の採取方法について説明します。
なお、JP1/IT Desktop Management 2 - Agentを配信してインストールしたときのエラー内容については、イベント画面で確認してください。
トラブルシュート用情報の採取は、トラブルが発生したコンピュータで実行してください。なお、Administrator権限を持つユーザーで実行してください。
オフライン管理用のエージェントがインストールされているコンピュータでトラブルが発生した場合は、次に示す手順で採取できる情報のほかに、情報収集用ツールで生成された「Data」フォルダ以下のファイルも採取してください。
- 1.getlogs.vbsをダブルクリックする
-
トラブルシュート用情報の取得を確認するダイアログが表示されます。
getlogs.vbsの格納場所を次に示します。
JP1/IT Desktop Management 2 - Agentのインストール先フォルダ\bin
- 2.[はい]ボタンをクリックする
-
トラブルシュート用情報の採取が開始されます。トラブルシュート用情報の採取が終了すると、トラブルシュート用情報の採取が終了したことを示すダイアログが表示されます。このダイアログには、トラブルシュート用情報の格納先が表示されます。
採取したトラブルシュート用情報は、次に示す場所に格納されます。
JP1/IT Desktop Management 2 - Agentのインストールフォルダ\troubleshoot\YYYY-MM-DD_hh-mm-ss※
注※ YYYY:年、MM:月、DD:日、hh:時、mm:分、ss:秒
- 3.[OK]ボタンをクリックする
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トラブルシュート用情報の採取が終了したことを示すダイアログが閉じます。
上記の方法で採取できるトラブルシュート用情報を次の表に示します。
トラブルシュート用情報 |
採取内容 |
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エージェントのログ |
JP1/IT Desktop Management 2 - Agentのインストール先フォルダ\log |
システム情報 |
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セキュリティの自動対策で変更した設定を元に戻すには:
セキュリティポリシーの適用やセキュリティの自動対策で変更した、管理対象コンピュータのセキュリティ設定項目を、変更前の状態に戻す手順を次の表に示します。
セキュリティ設定項目 |
対処方法 |
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更新プログラム |
次の2点を実施してください。
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使用ソフトウェア |
次の2点を実施してください。
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サービスのセキュリティ設定 |
Windowsのコントロールパネルで[管理ツール]を起動し、[サービス]をダブルクリックします。禁止したサービスの設定を元に戻してください。 |
OSのセキュリティ設定 |
次の設定内容を確認して、変更してください。なお、具体的な変更方法は設定内容やOSによって異なります。
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禁止操作(使用抑止と起動抑止の設定) |
エージェントのプログラムをアンインストールします。 |