2.9.1 JP1/IM連携構成システムを構築する流れ
JP1/IM連携構成システムを構築するには、まず管理用サーバを構築します。そのあとで、JP1/IMをインストールして、必要な設定をします。
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管理用サーバを構築します。
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管理用サーバにJP1/Baseをインストールします。
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コンフィグレーションファイルにプロパティを設定します。
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JP1/IM - Manager、およびJP1/IM - Viewをインストールします。
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イベント拡張属性定義ファイルをJP1/IMの所定のフォルダにコピーします。
- イベント拡張属性定義ファイルのコピー元ファイル
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JP1/IT Desktop Management 2のインストール先フォルダ¥mgr¥definition¥hitachi_jp1_itdm_attr_ja.conf
JP1/IT Desktop Management 2のインストール先フォルダ¥mgr¥definition¥hitachi_jp1_itdm_attr_en.conf
- イベント拡張属性定義ファイルのコピー先フォルダ
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JP1/IM - ManagerのConsoleパス¥conf¥console¥attribute
デフォルトのJP1/IM - ManagerのConsoleパスは、次のとおりです。
システムドライブ:¥Program Files¥HITACHI¥JP1Cons
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JP1/IM - Managerを再起動します。
再起動後にイベント拡張属性定義ファイルの設定が有効になります。
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JP1/BaseとJP1/IMの接続設定をします。
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JP1/IT Desktop Management 2とJP1/Baseを再起動します。
JP1/IM連携構成システムの構築が完了し、通知対象のイベントが発生すると、JP1/IMに通知されます。
JP1/Baseのインストール手順や設定については、マニュアル「JP1 Version 10 JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。JP1/IMのインストール手順や設定については、マニュアル「JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」を参照してください。イベント拡張属性定義ファイルの配置やフォーマットについては、マニュアル「JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」を参照してください。
- 注意事項
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JP1/IMとJP1/Baseが接続できていない場合、システムの運用時に、通知対象のエラーメッセージやイベントはJP1/IMには通知されません。JP1/IM連携システムの構築時に、JP1/IMとJP1/Baseの接続状況を確認してください。
関連リンク