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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


2.8.1 JP1/NETM/NM - Manager連携構成システムを構築する流れ

JP1/NETM/NM - Managerと連携するには、まず最小構成システムを構築し、そのあとでネットワーク制御用アプライアンスを配置します。それから、JP1/NETM/NM - Managerを導入し、JP1/NETM/NM - Manager連携を有効にします。

JP1/NETM/NM - Managerをインストールする手順およびセットアップする手順については、マニュアル「JP1 Version 9 JP1/NETM/Network Monitor - Manager」またはマニュアル「JP1 Version 10 JP1/NETM/Network Monitor - Manager」のインストールとセットアップの説明を参照してください。JP1/NETM/NM - Managerを設定する手順は、マニュアル「JP1 Version 9 JP1/NETM/Network Monitor」またはマニュアル「JP1 Version 10 JP1/NETM/Network Monitor」の操作方法の説明を参照してください。

  1. 最小構成システムを構築します。

  2. ネットワーク制御用アプライアンスを監視対象のネットワークセグメントに配置し、セットアップします。

  3. 管理用サーバにJP1/NETM/NM - Managerをインストールします。

  4. JP1/NETM/NM - Managerをセットアップします。

    JP1/IT Desktop Management 2をクラスタシステムで運用する場合は、同じ待機系サーバを利用してJP1/NETM/NM - Managerもクラスタシステムで運用してください。

  5. JP1/NETM/NM - Managerで監視対象のネットワークセグメントとグループを登録します。

  6. JP1/NETM/NM - Managerでネットワーク制御用アプライアンスの環境設定を実施します。

  7. ネットワーク制御用アプライアンスで検疫通信情報の設定(特例接続の設定)を実施します。

  8. JP1/IT Desktop Management 2の[設定]−[ネットワーク制御]−[ネットワークモニタ設定の割り当て]画面で、JP1/NETM/NM - Managerに登録した監視対象のネットワークセグメントを、非監視時に通知しない設定にします。

    ブラックリスト方式でネットワーク接続を管理する場合は、手順9.は不要です。ホワイトリスト方式でネットワーク接続を管理する場合だけ手順9.を実施してください。

  9. 管理用サーバに格納されている、ネットワーク制御設定ファイル(jdn_networkcontrol.conf)を編集します。手順については、「4.6.6 ネットワーク制御設定ファイルを編集する手順」を参照してください。

  10. JP1/IT Desktop Management 2で、JP1/NETM/NM - Manager連携を有効にします。

    手順については、「4.6.5 JP1/NETM/NM - Manager連携の設定を有効にする手順」を参照してください。

JP1/NETM/NM - Manager連携構成システムの構築が完了します。

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