2.14 リモートインストールマネージャを使用したファイルの収集
JP1/IT Desktop Management 2では、管理対象のコンピュータに格納されているファイルを一括で収集できます。収集されたファイルは、管理用サーバに格納されます。この機能を、リモートコレクトと呼びます。ここでは、ファイルの収集の概要を説明します。詳細や操作手順については、マニュアル「JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド」を参照してください。
リモートコレクト機能を利用すると、次のような運用ができます。
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管理者の業務に必要な利用者の業務データを、一括で収集する
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利用者のコンピュータで利用しているソフトウェアのトラブル情報やログ情報を収集して解析することで、利用者のトラブルシューティングを支援する
リモートコレクトの概要を次の図に示します。
![[図データ]](GRAPHICS/ZU021401.GIF)
リモートコレクトするには、リモートインストールマネージャでリモートコレクトのジョブを作成して実行します。収集の対象としたファイルは、圧縮またはアーカイブされた状態で管理用サーバに転送されます。圧縮またはアーカイブされたファイルを復元するには、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerのコンポーネントであるアンアーカイバを使用します。
中継システムを設置すると、リモートコレクトによるネットワークの負荷を軽減できます。