3.1.1 パッケージングする
組織に必要なファイルを配布するために、配布するプログラムを選択してパッケージを作成します。JP1/ITDM2基本ガイドでは、組織に必要なファイルをAdobe Flash Playerと想定して、Adobe Flash Playerをパッケージングします。
操作手順
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Adobe Flash Playerのプログラムを、管理者のコンピュータの任意の場所に格納します。
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Windowsの[スタート]メニューから[JP1_IT Desktop Management 2 - Agent]−[パッケージャ]を選択します。
[ログイン(パッケージャ)]ダイアログが表示されます。
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次に示す情報を入力します。
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[管理用サーバ]:「1.2.1(1) サーバにJP1/IT Desktop Management 2 - Managerをインストールする」で記録した、管理用サーバのホスト名
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[接続受付ポート番号]:デフォルトのまま(31080)
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[ユーザーID]:system
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[パスワード]:「1.2.1(4) 操作画面にログインする」で入力した、新しいパスワード
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[OK]ボタンをクリックします。
[JP1/ITDM2 パッケージャ]ウィンドウが表示されます。
- 参考
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[JP1/ITDM2 パッケージャ]ウィンドウ内に表示されたウィンドウのレイアウトを変更したい場合は、[ウィンドウ]−[重ねて表示]または[並べて表示]を選択すると、自動的にウィンドウのレイアウトが変更されます。
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任意の場所に格納したAdobe Flash Playerのプログラムを選択します。
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[実行]−[パッケージング]を選択します。
[JP1/ITDM2 パッケージング]ダイアログが表示されます。
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[JP1/ITDM2 パッケージング]ダイアログの[パッケージング情報]パネルで、パッケージング情報を設定します。
JP1/ITDM2基本ガイドでは、次に示すように入力します。
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[パッケージ名]:「Flash Install」
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[パッケージ識別ID]:「FLASH_PLAYER」
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[バージョン/リビジョン]:「0011」
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[キャビネット名]:「OAsoft」
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[キャビネット識別ID]:「01」
[パッケージ種別]は、自動的に[ユーザプログラム、データ]が選択されます。
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[システム条件]パネルの[インストール先ディレクトリ]に、配布先とするパスを設定します。
JP1/ITDM2基本ガイドでは、次に示すように設定します。
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[ドライブ]:「C:」
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[ディレクトリ]:「¥temp¥」
そのほかの項目は必要に応じて設定してください。
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[パッケージング実行]ボタンをクリックします。
パッケージングが開始されます。パッケージングが完了すると、完了を示すダイアログが表示されます。
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[OK]ボタンをクリックします。
次の作業
これで、パッケージの作成が完了して、ファイルを配布する準備ができました。次の手順では、ファイルを配布します。