2.2.1 起動

パネル操作画面はパネル表示コマンドで起動します。

パネル表示コマンドは,以下のフォルダに格納されています。

 <NEMインストールフォルダ>¥bin

パネル表示コマンドの形式を以下に示します。

形式 
show_panel ホスト名称 [-v1|-v2c] [-timeout タイムアウト間隔]
[-retry 再試行回数] [-community コミュニティ名称]
[-port ポート番号]
オプション
同一オプションを複数回指定した場合は最後の指定が有効になります。オプションと値の間の空白はなくても動作します。
-v1|-v2c
SNMPのバージョンを指定します。-v1と-v2cを同時に指定した場合は,-v2cが有効となります。
-timeout
タイムアウト間隔を0.1秒単位で指定します。この値を指定しないと,ホスト名@timeOutIntervalまたはtimeOutIntervalリソース値が有効になります。また,パネル操作画面の[タイムアウト間隔]メニューで指定が可能です。
-retry
再試行回数を指定します。この値を指定しないと,ホスト名@retryCountまたはretryCountリソース値が有効となります。
-community
Get用コミュニティ名称を指定します。この値を指定しないと,ホスト名@communityNameForGetまたはcommunityNameForGetリソース値が有効となります。
-port
管理対象機器のSNMP要求受信用UDPポート番号を指定します。この値を指定しないと,ホスト名@portリソース値が有効となります。

 

注意
 
  • デュアルスタック構成の環境でIPv6またはIPv4のどちらを利用するかについては,パネル表示コマンドに指定したホスト名称の名称解決順序に従います。
  • デュアルスタック構成の環境でIPv6/IPv4フォールバックが発生すると,パネル表示に時間がかかる場合があります。