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JP1 Version 10 JP1/Cm2/SNMP System Observer


7.4.8 TCPサービス定義ファイル(apmtcpserv.conf)

APMのTCPサービス定義ファイルには,TCPヘルスチェック機能を適用するか否か,およびSSOとの通信用のポート番号を指定します。TCPサービス定義ファイル作成上の注意事項を以下に示します。

〈この項の構成〉

(1) 書式

TCPサービス定義ファイルの書式を,次に示します。

[図データ]

(2) 定義内容

キー名

説明

TCPSERVMODE

《OFF》((OFF/ON))

TCPヘルスチェック機能を適用する場合はON,適用しない場合はOFFを指定します。

LISTENPORT

《20307》((1〜65535))

TCPヘルスチェック機能を適用する場合,SSOからのTCP接続受付を行うポート番号を指定します。

(3) ファイアウォールの通過方向

TCPヘルスチェック機能適用時のヘルスチェックがファイアウォールを通過するための方向を次の表に示します。

プログラム名(機能)

プロセス名

ポート番号

ファイアウォール通過方向

APM(TCPヘルスチェック受信)

apmProcMng

20307/tcp

APM <-- SSO

注※ ポート番号はデフォルト値での設定値となります。設定変更されている場合はそのポート番号に合わせてください。