7.4.4 イベント通知発行元アドレス定義ファイル(apmaddr.conf)
任意のIPアドレスをイベント通知の発行元として指定できます。このファイルは,APMが起動時に参照します。下記のどれかの条件を満たす環境では,SSOが認識する監視対象サーバのIPアドレスを必ず定義してください。
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JP1/Cm2/IGSのSNMPアドレス変換機能を使用する環境で,TCP通信でイベントを通知する場合
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クラスタシステムで使用する場合
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複数のNICまたはIPアドレスを持つホストで使用する場合
なお,このファイルを変更した場合は,次のどちらかの処理を実行してください。
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apmchgコマンドの-aオプションを指定して再読み込みを実行する
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APMを再起動する
(1) 書式
イベント通知発行元アドレス定義ファイルには,イベントの発行元にするIPアドレスと「;(セミコロン)」を記述します。なお,コメント行以外でも,「#(シャープ)」以降はコメントと見なします。
(2) 定義内容
項目 |
説明 |
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APMが動作するホストの物理IPアドレス |
発行元にしたいAPMが動作するホストの物理IPアドレスを一つ指定します。アドレスは,「n.n.n.n」の形式(nは0〜255の整数)で指定してください。 |