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JP1 Version 10 JP1/Cm2/SNMP System Observer


3.4.10 Linuxでの注意事項

〈この項の構成〉

(1) /etc/hostsファイルの定義について

Red Hat Linuxをインストールすると,/etc/hostsファイルに自ノード(この定義例ではlinux01)のIPアドレスに対してループバックアドレス:127.0.0.1が定義されている場合があります。以下に定義例を示します。

[図データ]

SSOの自ノードがループバックアドレスで定義されていた場合,収集データベースが参照不能になったり,プロセスおよびサービス監視の状態が認識不能になったりするなどの現象が発生します。SSOを使用する環境では,自ノードに対しては「127.0.0.1」ではなく自IPアドレス(本例では172.16.49.18)を定義してください。以下に定義例を示します。

[図データ]

なお,ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)およびssocolmng動作定義ファイル(ssocolmng.def)のchange-my-address:キーで,SSOの動作IPアドレスを設定している場合は,本対応は不要となります。

それぞれの定義ファイルについては,「7.3.7 ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)」および「7.3.8 ssocolmng動作定義ファイル(ssocolmng.def)」を参照してください。