26.1 NNMiとUCMDBの統合
NNMiとUCMDBとの間でNNMiトポロジ情報を共有します。UCMDBは,設定項目(CI)としてNNMiトポロジに各デバイスを保存したり,Discovery and Dependency Mapping(DDM:検出と依存関係マッピング)パターンをNNMiトポロジ用のCIに適用し,デバイス障害の影響を予測したりします。デバイス障害の影響分析は,UCMDBユーザーインタフェース,およびNNMiコンソールから入手できます。
連携できるUCMDBのバージョンについては,NNMiのリリースノートを参照してください。
NNMiとUCMDBは同じコンピュータにインストールできません。これらの製品は,次の構成のどちらかで,異なるコンピュータにインストールする必要があります。
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異なるオペレーティングシステム
例えば,NNMi管理サーバーをLinuxオペレーティングシステムにし,UCMDBサーバーをWindowsオペレーティングシステムにします。
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同じオペレーティングシステム
例えば,NNMi管理サーバー,UCMDBサーバーを共にWindowsオペレーティングシステムにします。
- 注意事項
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UCMDBと連携する場合は,次のことに注意してください。
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NNMiのIPv6管理機能を無効にする必要があります。
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アプリケーションフェイルオーバー機能によるHA構成は利用できません。
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UCMDBからNNMiにSSLで接続しないでください。
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NNMiとUCMDBの統合については,UCMDB提供の取扱説明書を参照してください。