22.4.1 アプリケーションフェイルオーバー構成のNNMi 10-00および10-10からのアップグレード
NNMiアプリケーションフェイルオーバー設定で実行している10-00および10-10のNNMiをアップグレードする場合,次の手順に従ってください。
- 〈この項の構成〉
(1) アプリケーションフェイルオーバー構成のNNMi 10-00および10-10からのアップグレード
アプリケーションフェイルオーバーを設定しているNNMi 管理サーバーをアップグレードするには,次の手順を実行します。
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万一に備えて,以降の操作を行う前に,アクティブおよびスタンバイNNMi管理サーバーの両方で,nnmconfigexport.ovplスクリプトを実行する。
詳細については,「2.2 ベストプラクティス:既存の設定を保存する」を参照してください。
万一に備えて,以降の操作を行う前に,アクティブおよびスタンバイNNMi管理サーバーのNNMiデータをバックアップします。詳細については,「18.2.2 バックアップ領域」を参照してください。
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アクティブNNMi管理サーバーで次の手順を実行する。
nnmclusterの手順が機能するには,NNMiを実行している必要があります。この手順を完了すると,手順6.で示すスタンバイNNMi管理サーバーの起動が速くなります。
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a nnmclusterコマンドを実行します。
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b NNMiに入力を求められたら,「dbsync」と入力し,[Enter]キーを押します。表示される情報に次のメッセージが含まれていることを確認します。
ACTIVE_DB_BACKUP:アクティブNNMi管理サーバーが新しいバックアップを実行しています。
ACTIVE_NNM_RUNNING:アクティブNNMi管理サーバーが,前のメッセージによって示されたバックアップを完了しました。
STANDBY_RECV_DBZIP:スタンバイNNMi管理サーバーは,アクティブNNMi管理サーバーから新しいバックアップを取得しています。
STANDBY_READY:スタンバイNNMi管理サーバーは,アクティブNNMi管理サーバーで障害が発生した場合に実行できる準備が整えられています。
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c exitまたはquitを実行して,手順aで開始したインタラクティブnnmclusterプロセスを停止します。
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スタンバイNNMi管理サーバーでnnmcluster -shutdownコマンドを実行する。
スタンバイNNMi管理サーバーのすべてのnnmclusterプロセスをシャットダウンします。
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スタンバイNNMi管理サーバーでnnmclusterノードが動作していないことを確認するには,スタンバイNNMi管理サーバーで次の手順を実行する。
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a nnmclusterコマンドを実行します。
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b (SELF)とマークされているもの以外にnnmclusterノード(ローカル)が存在しないことを確認します。1つ以上のリモートノードが存在する場合があります。
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c exitまたはquitを実行して,手順aで開始したインタラクティブnnmclusterプロセスを停止します。
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次の手順をスタンバイNNMi管理サーバーで実行し,アプリケーションフェイルオーバーを一時的に無効にする。
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a 次のファイルを編集します。
Windows:%NNM_SHARED_CONF%\props\nms-cluster.properties
UNIX:$NNM_SHARED_CONF/props/nms-cluster.properties
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b com.hp.ov.nms.cluster.nameパラメータをコメントにします。
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c 変更を保存します。
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スタンバイNNMi管理サーバーでプロセスを開始してから停止する。
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a スタンバイNNMi管理サーバーでovstartコマンドを実行します。ovstartコマンドを実行すると,スタンバイNNMi管理サーバーはトランザクションログをアクティブNNMi管理サーバーからインポートします。
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b ovstartコマンドの完了後,ovstatus -vコマンドを実行します。すべてのNNMiサービスで,[実行中]状態が表示されます。
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c スタンバイNNMi管理サーバーでovstopコマンドを実行します。
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マニュアル「JP1/Cm2/Network Node Manager i インストールガイド」およびリリースノートの指示に従い,スタンバイNNMi管理サーバーをNNMi 10-50にアップグレードする。
以前のアクティブNNMi管理サーバーがNNMi 10-10以前を実行し,以前のスタンバイNNMi管理サーバーがNNMi 10-50を実行しています。両方のNNMi管理サーバーが個別に動作し,データベースは同期していません。つまり両方のNNMi管理サーバーがネットワークを並行して監視しています。
アップグレードを完了してこの状況を解決するには,以前のアクティブなクラスタノードをNNMi 10-50にアップグレードします。このアップグレードを完了する間,以前のスタンバイノードをオペレータに一時的に使用させてネットワークを監視させます。
この手順の残りの部分では,以前のアクティブなクラスタノードのデータベース情報を維持して,以前のスタンバイノードのデータベース情報を破棄することを想定しています。
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以前のアクティブNNMi管理サーバーでnnmcluster -haltコマンドを実行する。
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以前のアクティブNNMi管理サーバーでnnmclusterノードが動作していないことを確認するには,以前のアクティブNNMi管理サーバーで次の手順を実行する。
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a nnmclusterコマンドを実行します。
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b (SELF)とマークされているもの以外にnnmclusterノード(ローカル)が存在しないことを確認します。1つ以上のリモートノードが存在する場合があります。
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c exitまたはquitを実行して,手順aで開始したインタラクティブnnmclusterプロセスを停止します。
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次の手順を以前のアクティブNNMi管理サーバーで実行し,アプリケーションフェイルオーバーを一時的に無効にする。
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a 次のファイルを編集します。
Windows:%NNM_SHARED_CONF%\props\nms-cluster.properties
UNIX:$NNM_SHARED_CONF/props/nms-cluster.properties
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b com.hp.ov.nms.cluster.nameパラメータをコメントにします。
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マニュアル「JP1/Cm2/Network Node Manager i インストールガイド」の指示に従い,以前のアクティブNNMi管理サーバーをNNMi 10-50にアップグレードする。
2つのサーバーでNNMi 10-50を実行していますが,データベースが同期していないため,まだ個別に動作しています。
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以前のアクティブNNMi管理サーバーで次の手順を実行する。
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a ovstopコマンドを実行します。
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b 次のファイルを編集します。
Windows:%NNM_SHARED_CONF%\props\nms-cluster.properties
UNIX:$NNM_SHARED_CONF/props/nms-cluster.properties
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c 10-00からアップグレードした場合,com.hp.ov.nms.cluster.nameパラメータの値を入力します。
10-00からアップグレードした場合コメントにしたプロパティは保持されません。したがって,クラスタ名は再入力する必要があります。
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d com.hp.ov.nms.cluster.nameパラメータのコメントを解除します。
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e 変更を保存します。
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10-00からアップグレードした場合,以前のアクティブNNMi管理サーバーでクラスタ通信に使用するNICを設定する。
詳細については,「16.3.3 アプリケーションフェイルオーバー通信の設定」を参照してください。
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ovstartコマンドまたはnnmcluster -daemonコマンドを以前のアクティブNNMi管理サーバーで実行する。これがアクティブなクラスタノードとなる。
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アクティブなクラスタノードを使用してネットワークを監視するように,オペレータに指示する。
以前のスタンバイNNMi管理サーバーは,手順8.から手順13.のメンテナンス中に発生したすべてのデータベースアクティビティを破棄します。
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以前のスタンバイNNMi管理サーバーで次の手順を実行する。
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a ovstopコマンドを実行します。
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b 次のファイルを編集します。
Windows:%NNM_SHARED_CONF%\props\nms-cluster.properties
UNIX:$NNM_SHARED_CONF/props/nms-cluster.properties
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c 10-00からアップグレードした場合,com.hp.ov.nms.cluster.nameパラメータの値を入力します。
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d com.hp.ov.nms.cluster.nameパラメータのコメントを解除します。
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e 変更を保存します。
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10-00からアップグレードした場合,以前のスタンバイNNMi管理サーバーでクラスタ通信に使用するNICを設定する。
詳細については,「16.3.3 アプリケーションフェイルオーバー通信の設定」を参照してください。
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ovstartコマンドまたはnnmcluster -daemonコマンドを以前のスタンバイNNMi管理サーバーで実行する。
このNNMi管理サーバーはスタンバイノードになり,アクティブなクラスタノードからデータベースのコピーを受信します。
(2) アプリケーションフェイルオーバー構成のNNMi10-50への修正パッチ適用手順
両方のNNMi管理サーバーで同じバージョンとパッチレベルのNNMiを実行している必要があります。アクティブおよびスタンバイのNNMi管理サーバーにパッチを追加するには,次のどちらかの方法を使用します。
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アプリケーションフェイルオーバー用にパッチを適用する(アクティブとスタンバイの両方をシャットダウン)
ネットワーク監視が中断されても問題にならない場合は,この手順を使用してください。
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アプリケーションフェイルオーバー用にパッチを適用する(1つのアクティブNNMi管理サーバーを保持)
ネットワーク監視の中断を回避する必要がある場合は,この手順を使用してください。
(a) アプリケーションフェイルオーバー用にパッチを適用する(アクティブとスタンバイの両方をシャットダウン)
この手順を実行すると,パッチプロセス中の一定期間,両方のNNMi管理サーバーが非アクティブになります。アプリケーションフェイルオーバーを設定しているNNMi管理サーバーにパッチを適用するには,次の手順を実行します。
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万一に備えて,以降の操作を行う前に,アクティブおよびスタンバイNNMi管理サーバーの両方で,nnmconfigexport.ovplスクリプトを実行する。
詳細については,「2.2 ベストプラクティス:既存の設定を保存する」を参照してください。
-
万一に備えて,以降の操作を行う前に,アクティブおよびスタンバイNNMi管理サーバーのNNMiデータをバックアップする。
詳細については,「18.2.2 バックアップ領域」を参照してください。
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万一に備えて,アクティブNNMi管理サーバーで,次の手順を実行する。
-
a nnmclusterコマンドを実行します。
-
b NNMiに入力を求められたら,「dbsync」と入力し,[Enter]キーを押します。表示される情報に次のメッセージが含まれていることを確認します。
ACTIVE_DB_BACKUP:アクティブNNMi管理サーバーが新しいバックアップを実行しています。
ACTIVE_NNM_RUNNING:アクティブNNMi管理サーバーが,前のメッセージによって示されたバックアップを完了しました。
STANDBY_READY:スタンバイNNMi管理サーバーの前のステータスを示します。
STANDBY_RECV_DBZIP:スタンバイNNMi管理サーバーは,アクティブNNMi管理サーバーから新しいバックアップを取得しています。
STANDBY_READY:スタンバイNNMi管理サーバーは,アクティブNNMi管理サーバーで障害が発生した場合に実行できる準備が整えられています。
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c exitまたはquitを実行して,手順aで開始したインタラクティブnnmclusterプロセスを停止します。
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アクティブNNMi管理サーバーでnnmcluster -haltコマンドを実行する。
アクティブおよびスタンバイNNMi管理サーバーのすべてのnnmclusterプロセスをシャットダウンします。
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両方のサーバーでnnmclusterノードが実行していないことを確認するには,アクティブおよびスタンバイNNMi管理サーバーの両方で次の手順を実行する。
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a nnmclusterコマンドを実行します。
-
b (SELF)とマークされているもの以外にnnmclusterノードが存在しないことを確認します。
-
c exitまたはquitを実行して,手順aで開始したインタラクティブnnmclusterプロセスを停止します。
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-
アクティブNNMi管理サーバーで,nms-cluster.propertiesファイルのcom.hp.ov.nms.cluster.nameパラメータをコメントにする。
-
a 次のファイルを編集します。
Windows:%NNM_SHARED_CONF%\props\nms-cluster.properties
UNIX:$NNM_SHARED_CONF/props/nms-cluster.properties
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b com.hp.ov.nms.cluster.nameパラメータをコメントにします。
-
c 変更を保存します。
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パッチに同梱されているRELEASE.TXTの指示に従い,アクティブNNMi管理サーバーにNNMiパッチを適用する。
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アクティブNNMi管理サーバーで,nms-cluster.propertiesファイルのcom.hp.ov.nms.cluster.nameパラメータのコメントを解除する。
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a 次のファイルを編集します。
Windows:%NNM_SHARED_CONF%\props\nms-cluster.properties
UNIX:$NNM_SHARED_CONF/props/nms-cluster.properties
-
b com.hp.ov.nms.cluster.nameパラメータのコメントを解除します。
-
c 変更を保存します。
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アクティブNNMi管理サーバーでovstartコマンドを実行する。
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NNMiコンソールの[ヘルプ]>[システム情報]ウィンドウにある[製品]タブで情報を表示し,アクティブNNMi管理サーバーにパッチが正しくインストールされたことを確認する。
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nnmcluster -dbsyncコマンドを実行して,新しいバックアップを作成する。
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手順6.のa〜cに示されているように,スタンバイNNMi管理サーバーで,nms-cluster.propertiesファイルのcom.hp.ov.nms.cluster.nameパラメータをコメントにする。
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NNMiパッチをスタンバイNNMi管理サーバーに適用する。
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手順8.のa〜cに示されているように,スタンバイNNMi管理サーバーで,nms-cluster.propertiesファイルのcom.hp.ov.nms.cluster.nameパラメータのコメントを解除する。
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スタンバイNNMi管理サーバーでovstartコマンドを実行する。
(b) アプリケーションフェイルオーバー用にパッチを適用する(1つのアクティブNNMi管理サーバーを保持)
この手順を実行すると,パッチプロセスの間,1つのNNMi管理サーバーが常にアクティブになります。
このプロセスでは,ネットワークが継続的に監視されますが,NNMiでパッチプロセス中に生じたトランザクションログは失われます。
アプリケーションフェイルオーバーを設定しているNNMi管理サーバーにNNMiパッチを適用するには,次の手順を実行します。
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万一に備えて,以降の操作を行う前に,アクティブおよびスタンバイNNMi管理サーバーの両方で,nnmconfigexport.ovplスクリプトを実行する。
詳細については,「2.2 ベストプラクティス:既存の設定を保存する」を参照してください。
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万一に備えて,以降の操作を行う前に,アクティブおよびスタンバイNNMi管理サーバーのNNMiデータをバックアップする。
詳細については,「18.2.2 バックアップ領域」を参照してください。
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ノードのどれかでnnmclusterコマンドを実行する。
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前の手順で2つのデータベースの同期に使用したNNMi管理サーバーでdbsyncを入力する。
dbsyncオプションは,組み込みデータベースを使用するNNMi管理サーバーで機能します。
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アクティブNNMi管理サーバーがACTIVE_NNM_RUNNINGに戻り,スタンバイNNMi管理サーバーがSTANDBY_READYに戻るまで待機してから,次に進む。
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nnmclusterを終了または中断させる。
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次のコマンドをスタンバイNNMi管理サーバーで実行して,スタンバイNNMi管理サーバーのクラスタを停止する。
nnmcluster -shutdown
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次のプロセスとサービスが終了しているのを確認してから,次に進む。
postgres ovjboss
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nnmclusterプロセスが終了しているのを確認してから,次に進む。
nnmclusterプロセスが終了していない場合,ほかに方法がなければ,nnmclusterプロセスを手動で強制終了します。
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スタンバイNNMi管理サーバーで,次のファイルを編集する。
Windows:%nnmDataDir%\shared\nnm\conf\props\nms-cluster.properties
UNIX:$nnmDataDir/shared/nnm/conf/props/nms-cluster.properties
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行の先頭に#を入れてクラスタ名をコメントにして変更を保存する。
#com.hp.ov.nms.cluster.name = NNMicluster
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スタンバイNNMi管理サーバーにNNMiパッチをインストールする。
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この時点で,スタンバイNNMi管理サーバーはパッチが適用済みで停止中,アクティブNNMi管理サーバーはパッチが未適用で実行中である。
アクティブNNMi管理サーバーを停止し,ただちにスタンバイNNMi管理サーバーを起動してネットワークを監視させます。
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アクティブNNMi管理サーバーで次のコマンドを実行して,アクティブNNMi管理サーバーのクラスタをシャットダウンする。
nnmcluster -halt
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nnmclusterプロセスの終了を確認する。
数分以内に終了しない場合は,nnmclusterプロセスを手動で終了してください。
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スタンバイNNMi管理サーバーで,nms-cluster.propertiesファイルからクラスタ名のコメントを解除する。
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次のコマンドをスタンバイNNMi管理サーバーで実行して,スタンバイNNMi管理サーバーのクラスタを起動する。
nnmcluster -daemon
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アクティブNNMi管理サーバーにNNMiパッチをインストールする。
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この時点で,以前のアクティブNNMi管理サーバーはパッチが適用済みですが,オフラインである。
次の手順を実行して,(スタンバイNNMi管理サーバーとして)クラスタに復帰させます。
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a アクティブNNMi管理サーバーで,nms-cluster.propertiesファイルのエントリのコメントを解除します。
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b 次のコマンドを使用して,アクティブNNMi管理サーバーを起動します。
nnmcluster -daemon
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進行状況を監視するには,アクティブとスタンバイの両方のNNMi管理サーバーで次のコマンドを実行する。
nnmcluster
以前のアクティブNNMi管理サーバーが,以前のスタンバイNNMi管理サーバーからデータベースの取得を完了するまで待機します。
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以前のアクティブNNMi管理サーバーにSTANDBY_READYが表示されたら,以前のアクティブNNMi管理サーバーで次のコマンドを実行する。
nnmcluster -acquire