19.3.4 アクションサーバーのキューサイズを変更する
短期間に大量に発生するインシデントに長時間終了しないコマンドをインシデントアクションとして設定した場合,アクションサーバーは多くのメモリを使用するおそれがあります。アクションサーバーのパフォーマンスを上げるために,アクションサーバーで使用可能なメモリサイズが制限されています。
Solaris NNMi管理サーバーの場合,NNMiの稼働状態情報でアクションキューサイズが大きくなっていることが示されると,パフォーマンスを上げるために最大メモリサイズが削減されます。
これらの制限を変更するには,次の手順を実行します。
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次のファイルを編集する。
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%NNM_PROPS%\nnmaction.properties
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$NNM_PROPS/nnmaction.properties
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次のような2行を探す。
com.hp.ov.nms.events.action.jvmargs.minMemsize=-Xms6m com.hp.ov.nms.events.action.jvmargs.maxMemsize=-Xmx30m
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上記のパラメータでは,最小メモリサイズが6MBに,最大が30MBに設定されていることがわかる。これらのパラメータをニーズに合わせて調整する。
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変更を保存する。
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NNMi管理サーバーを再起動する。
a NNMi管理サーバーでovstopコマンドを実行します。
b NNMi管理サーバーでovstartコマンドを実行します。