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JP1 Version 10 JP1/Cm2/Network Node Manager i セットアップガイド


8.6 自己署名証明書を使用するようにグローバルネットワーク管理機能を設定する

NNMiのインストール時には,インストールスクリプトによってNNMi管理サーバーの自己署名証明書が作成されます。この証明書には,ノードの完全修飾ドメイン名を含む別名が記録されています。インストールスクリプトは,この自己署名証明書をNNMi管理サーバーのnnm.keystoreファイル,およびnnm.truststoreファイルに追加します。

グローバルネットワーク管理設定で,次の図に示すモデルを実現するとします。

図8‒4 グローバルネットワーク管理

[図データ]

次の手順を実行し,上の図に基づいて自己署名証明書を使用するようにグローバルネットワーク管理機能を設定します。

  1. 手順2.を完了する前に,regional1およびregional2で次のディレクトリに移動する。

    • Windows:%NNM_DATA%\shared\nnm\certificates

    • UNIX:$NNM_DATA/shared/nnm/certificates

  2. nnm.truststoreファイルを,上のregional1およびregional2の場所から,global1の任意の一時保管場所にコピーする。

  3. global1で次のコマンドを実行し,regional1およびregional2の証明書をglobal1のnnm.truststoreファイルにマージする。

    nnmcertmerge.ovpl -truststore regional1_nnm.truststore_location

    nnmcertmerge.ovpl -truststore regional2_nnm.truststore_location

  4. global1で,次のコマンドを次の順序で実行する。

    ovstop
    ovstart