6.6.2 SNMPトラップのMIBデータの文字列を正しく解釈し表示する
SNMPトラップのMIBデータは,どのような文字セットで解釈すればよいか判断できません。
そのため,NNMiはSNMPトラップのMIBデータ(sysDescriptionやsysContactなど)を,文字化けして表示する場合があります。
正しく表示するためには,次の手順を実行し,NNMiがMIBデータの文字列を解釈するときに使用する文字セットを設定します。
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次のファイルをテキストエディタで開く。
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Windows:%NNM_PROPS%\nms-jboss.properties
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UNIX:$NNM_PROPS/nms-jboss.properties
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次の行を検索し,コメント記号(#!)を削除する。
#!com.hp.nnm.sourceEncoding=
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com.hp.nnm.sourceEncodingプロパティを編集する。
nms-jboss.propertiesファイルの例を参考にして,com.hp.nnm.sourceEncodingプロパティに,使用される環境でサポートしている文字セットをコンマ(,)区切りで追加します。
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ファイルを保存してから,次のコマンドを実行してNNMiを再起動する。
ovstop ovstart
文字セットによる解釈をしないで,MIBデータを16進形式で表示する場合は,次の手順を実行します。
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次のファイルをテキストエディタで開く。
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Windows:%NnmDataDir%shared\nnm\conf\nnmvbnosrcenc.conf
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UNIX:$NnmDataDir/shared/nnm/conf/nnmvbnosrcenc.conf
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トラップOIDとVarBind OIDの組み合わせを追加する。
nnmvbnosrcenc.confファイルの例を参考にして,対象となるMIBデータのトラップOIDとVarBind OIDの組み合わせを追加します。
NNMiはインシデントフォームのカスタム属性値で,指定したMIBデータを16進形式で表示します。
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ファイルを保存してから,次のコマンドを実行してNNMiを再起動する。
ovstop ovstart