JP1/IT Resource Management - Manager リファレンス
機能
デプロイ済みの仮想ホストを,仮想化ソフトウェア上から削除して,管理状態を削除待ちにするコマンドです。
実行時の前提条件
形式
jirmvmdel {-res リソース名 | 仮想ホスト名} [-wait] [-q]
引数
-res リソース名
削除する仮想ホストのリソース名を指定します。
仮想ホスト名
削除する仮想ホスト名を指定します。なお,仮想ホスト名がオプション(-res,-wait,または-q)と同じ文字列の場合は,-resオプションでリソース名を指定してください。
-wait
処理が完了するのを待って,コマンドを終了する場合に指定します。このオプションを省略した場合,削除の処理要求をしたあとすぐにコマンドが終了し,処理結果は表示されません。
-q
非対話形式でコマンドを実行するときに指定します。コマンドを自動実行する場合など,ユーザーの確認を省略したいときに使用します。
注意事項
戻り値
| 0 | 正常終了 |
| 1 | 引数不正 |
| 2 | JP1/ITRM ServiceまたはJP1/ITRM DB Serviceが起動していない |
| 8 | メモリ不足 |
| 12 | 通信エラー |
| 16 | 実行権限がない |
| 19 | ユーザー問い合わせで処理を中止した |
| 35 | 同時に実行できるコマンドの数を超えている |
| 106 | コマンドの前提条件を満たさない仮想ホストを指定した |
| 130 | [Ctrl]+[C]キーを押してコマンドを中止した |
| 145 | コマンド実行エラー(エラーの詳細はメッセージで確認) |
| 254 | 重複しているリソース名を指定した |
| 255 | その他のエラー |
使用例1
ITリソース「vmhost1」を削除する場合(処理が完了するのを待ってコマンド終了する場合)
jirmvmdel -res vmhost1 -wait -q
使用例2
ITリソース「vmhost1」を削除する場合
jirmvmdel -res vmhost1 -q
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