JP1/IT Resource Management - Manager リファレンス

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jirmnodeoperation

機能

JP1/ITRMが管理しているホストを起動,停止,強制停止,リブート,および強制リブートするコマンドです。操作対象が仮想ホストの場合は,起動,停止,強制停止,リブート,および強制リブートできます。操作対象が物理ホストの場合は,リブートできます。

実行時の前提条件

形式

jirmnodeoperation -name リソース名
                  -op {start | stop | forcestop | reboot | 
                  forcereboot}
                  [-wait] [-q]

引数

-name リソース名

操作対象とするホストのリソース名を指定します。

-op {start | stop | forcestop | reboot | forcereboot}

ホストに実行する操作を指定します。

-wait

ホストに対する各操作が完了するのを待って,コマンドを終了する場合に指定します。このオプションを省略した場合,仮想ホストを操作する処理要求をしたあとすぐにコマンドが終了し,処理結果は表示されません。

-q

非対話形式でコマンドを実行するときに指定します。コマンドを自動実行する場合など,ユーザーの確認を省略したいときに使用します。

ホストに実行できる操作

各ホストに実行できる操作については,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager 設計・構築ガイド」の,ホストの起動・停止・リブートについての説明を参照してください。

注意事項

コマンドの実行中に[Ctrl]+[C]キーを押して処理を中止すると,処理が失敗するおそれがあります。正しく処理されているかどうかは,タスク画面のタスク一覧エリアで確認してください。

戻り値

0 正常終了
1 引数不正
2 JP1/ITRM ServiceまたはJP1/ITRM DB Serviceが起動していない
8 メモリ不足
12 通信エラー
16 実行権限がない
19 ユーザー問い合わせで処理を中止した
35 同時に実行できるコマンドの数を超えている
106 コマンドの前提条件を満たさないITリソースを指定した
130 [Ctrl]+[C]キーを押してコマンドを中止した
137 操作対象のITリソースが存在しない
145 コマンド実行エラー(エラーの詳細はメッセージで確認)
254 重複しているリソース名を指定した
255 その他のエラー

使用例

仮想ホスト「hostB」の停止を非対話形式で実行する場合(処理が完了するのを待ってコマンド終了する場合)

jirmnodeoperation -name hostB -op stop -wait -q