このマニュアルは,JP1/IT Resource Management - Managerのコマンドや定義ファイルなどについて説明したものです。なお,このマニュアルでは,JP1/IT Resource Management - ManagerをJP1/ITRMと表記します。
対象読者
JP1/ITRMを使用して,データセンター内などで動作するITリソース(サーバ,ストレージ,ネットワークデバイスなどのIT機器)を管理,運用する方を対象としています。具体的には次の方を対象とします。
また,このマニュアルは次の知識を持つ方にお読みいただくことを前提に説明しています。
さらに,使用する機能によって次の基礎知識を持っていることを前提とします。
マニュアルの構成
このマニュアルは,次に示す章から構成されています。
コマンドの文法で使用する記号
コマンドとパラメーターの説明で使用する記号を,次のように定義します。
記号 | 意味 |
---|---|
| (ストローク) | 複数の項目に対し,項目間の区切りを示し,「または」の意味を示す。 (例) 「A|B|C」は,「A,BまたはC」を示す。 |
{ } | この記号で囲まれている複数の項目の中から,必ず一組の項目を選択する。項目の区切りは|で示す。 (例) {A|B|C}は「A,BまたはCのどれかを指定する」ことを示す。 |
[ ] | この記号で囲まれている項目は任意に指定できる(省略してもよい)。 複数の項目が記述されている場合には,すべてを省略するか,どれか1つを選択する。 (例) [A]は「何も指定しない」か「Aを指定する」ことを示す。 [B | C]は「何も指定しない」か「BまたはCを指定する」ことを示す。 |
…または... | この記号の直前に示された項目を繰り返して複数個,指定できる。 (例) 「A,B,…」は「AのあとにBを必要個数指定する」ことを示す。 |
このほかの参考情報については,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager 設計・構築ガイド」(3021-3-231)の「はじめに」および「このマニュアルの参考情報」を参照してください。