jirmexport

機能

JP1/ITRMの使用ポート番号の情報やユーザー設定プロパティファイルおよびデータベースに格納されているデータをエクスポートするコマンドです。このコマンドは次のような場合に使用します。

実行時の前提条件

形式

jirmexport -f 出力フォルダ名 [-q]

引数

-f 出力フォルダ名

JP1ITRM_exportdataフォルダを出力するフォルダの名称を指定します。JP1ITRM_exportdataフォルダには,エクスポートしたデータが格納されます。出力フォルダ名を指定する際は次の点に注意してください。

-q

非対話形式でコマンドを実行するときに指定します。コマンドを自動実行する場合など,ユーザーの確認を省略したいときに使用します。

注意事項

戻り値

0正常終了
1ほかのJP1/ITRMコマンドが実行中
2システム環境不正
3Administrators権限で実行していない
4引数不正
5指定したフォルダが存在しない,またはパスが不正
7ディスク容量不足
9I/Oエラー
12指定したフォルダ名が長過ぎる
13削除できないフォルダまたはファイルが存在した
15作業フォルダまたは作業ファイルの削除に失敗
18メモリの割り当てに失敗
29システムファイルの読み込みに失敗
30
  • テーブル定義ファイルの作成に失敗
  • JP1/ITRMのバージョンとデータベースのスキーマのバージョンが不一致
31テーブルデータの抽出に失敗
90JP1/ITRM DB Serviceの停止に失敗
91JP1/ITRM DB Serviceの起動に失敗
94サービスの状態が起動処理中または停止処理中
95JP1/ITRM ServiceまたはJP1/ITRM Web Serviceが起動中
96JP1/ITRM DB Serviceが停止中
97コマンドを待機系サーバで実行している
98[Ctrl]+[C]キーを押してコマンドを中止した
99その他のエラー(データベースのディスク容量不足を含む)

使用例

D:¥tmpを出力フォルダに指定してエクスポートする場合

jirmexport -f D:¥tmp