JP1/ITRMが使用しているポート番号を変更する手順を次に示します。なお,ポート番号の変更は,JP1/ITRMの運用を停止した状態で実施してください。
- 次に示す順序でサービスを停止する。
- JP1/ITRM Web Service
- JP1/ITRM Service
- JP1/ITRM DB Service
- スタートメニューの[すべてのプログラム]-[JP1_IT Resource Management - Manager]-[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- jirmsetportnoコマンドを実行して,ポート番号を変更する。
JP1/ITRMで使用するポート番号,ファイアウォールについては,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager 設計・構築ガイド」のポート番号とファイアウォールについての説明を参照してください。
- 手順1と逆の順序でサービスを起動する。
クラスタ環境の場合
- 現用系が実行系であることを確認する。
- クラスタシステムのサービスの登録を解除する。
実行系および待機系のクラスタソフトに登録している次のサービスを解除してください。
- JP1/ITRM Web Service
- JP1/ITRM Service
- JP1/ITRM DB Service
- JP1/ITRM DB Cluster Service
- 現用系で動作しているサービスを,次に示す順序で停止する。
- JP1/ITRM Web Service
- JP1/ITRM Service
- JP1/ITRM DB Cluster Service
- JP1/ITRM DB Service
- 現用系で,スタートメニューの[すべてのプログラム]-[JP1_IT Resource Management - Manager]-[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- 現用系でjirmsetportnoコマンドを実行して,ポート番号を変更する。
JP1/ITRMで使用するポート番号,ファイアウォールについては,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager 設計・構築ガイド」のポート番号とファイアウォールについての説明を参照してください。
- 実行系を予備系に切り替える。
- 予備系で,スタートメニューの[すべてのプログラム]-[JP1_IT Resource Management - Manager]-[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- 予備系でjirmsetportnoコマンドを実行して,ポート番号を変更する。
- クラスタシステムにサービスを登録する。
実行系および待機系のクラスタソフトに次のサービスを登録してください。
- JP1/ITRM Web Service
- JP1/ITRM Service
- JP1/ITRM DB Service
- JP1/ITRM DB Cluster Service
なお,サービスの依存関係については,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager 設計・構築ガイド」のWSFCへのサービスの登録についての説明を参照してください。
- 手順3と逆の順序でサービスを起動する。