バックアップを取得したデータベースおよび設定情報をリストアする手順を次に示します。なお,リストアは,JP1/ITRMの運用を停止した状態で実施してください。
- 次に示す順序でサービスを停止する。
- JP1/ITRM Web Service
- JP1/ITRM Service
JP1/ITRM DB Serviceは起動したままにしてください。
- スタートメニューの[すべてのプログラム]-[JP1_IT Resource Management - Manager]-[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- jirmrestoreコマンドを実行して,バックアップで取得したJP1/ITRMの使用ポート番号の情報とデータベースおよび定義ファイルをリストアする。
- 手順1と逆の順序でサービスを起動する。
クラスタ環境の場合
クラスタ環境の場合,SCMでのサービスの停止と起動は,実行系で行ってください。コマンドは,実行系のサーバで実行してください。また,共有フォルダにアクセスできる状態である必要があります。
- 次に示す順序でサービスを停止する。
- JP1/ITRM Web Service
- JP1/ITRM Service
- JP1/ITRM DB Cluster Service
JP1/ITRM DB Serviceは起動したままにしてください。
- スタートメニューの[すべてのプログラム]-[JP1_IT Resource Management - Manager]-[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- jirmrestoreコマンドを実行して,バックアップで取得したJP1/ITRMの使用ポート番号の情報とデータベースおよび定義ファイルをリストアする。
- JP1/ITRMの使用ポート番号を確認する。
スタートメニューの[すべてのプログラム]-[JP1_IT Resource Management -
Manager]-[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択し,jirmrestoreコマンドを実行して,現在のJP1/ITRMの使用ポート番号を確認してください。
- JP1/ITRM DB Serviceを停止する。
- クラスタソフトを使用して,実行系サーバを切り替える。
- JP1/ITRM使用ポート番号をリストアを実行した環境に合わせる。
スタートメニューの[すべてのプログラム]-[JP1_IT Resource Management -Manager]-[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択し,jirmsetportnoコマンドを実行して,手順4で確認したポート番号を設定してください。データのリストア前後でポート番号の設定を変更していない場合,この操作は不要です。
- クラスタソフトを使用して,実行系サーバを切り替える。
- JP1/ITRM DB Serviceを起動する。
- 手順1と逆の順序でサービスを起動する。