7.2 障害が発生したハードウェアを特定し,影響範囲を確認する

ハードウェアに障害が発生したら,すぐに対処が必要です。また,発生した障害による,ほかのITリソースへの影響範囲も確認する必要があります。

JP1/ITRMでは,どのハードウェアで障害が発生しているかだけでなく,ハードウェアとつながっているITリソースについても,図でわかりやすく確認できます。

図7-1 トポロジービューの表示例

[図データ]

■操作

  1. [イベント]タブを選択する。
  2. イベント画面で[未受諾]タブを選択する。
  3. フィルタの種別を[状態監視]にしてフィルタリングする。
  4. 該当するイベントのアンカーをクリックする。
  5. [イベント詳細]画面で詳細を確認し,ネットワークのアンカーをクリックする。
  6. リソース管理画面のトポロジービューで,ほかのITリソースへの障害の影響範囲を確認する。
[図データ]便利メモ
状態監視のイベントで,ITリソースの状態が異常,警告,または不明への遷移を確認した場合,状態遷移の原因については,公開ログ(AdapterMessage数字.log(数字はログファイルの面数))を参照することで確認できます。公開ログの詳細については,「9.2.3 公開ログ」を参照してください。