課金の体系には,データセンターの運用形態やITリソース利用者の借用形態によって,さまざまなバリエーションがあります。また,利用料金を算出するための要素にもさまざまなものが考えられます。ここでは,利用料金を算出するための要素の一つとしてJP1/ITRMで出力したレポートの情報を使用する,次の2つの例について説明します。
- 業務グループ単位で利用料金を算出する
- 業務グループ単位でITリソースを貸し出している場合に,業務グループ単位で1つの利用料金を算出します。
- 予約単位で利用料金を算出する
- 業務グループ内でITリソースの貸し出し先が異なるなど,利用料金を業務グループ単位より細分化する必要がある場合に,予約ID単位で利用料金を算出します。
- <この節の構成>
- 5.8.1 業務グループ単位で利用料金を算出する
- 5.8.2 予約単位で利用料金を算出する
- 5.8.3 レポートを活用する場合の注意事項