メンテナンスや長期間使用しないときなど,仮想ホストを停止する場合があります。JP1/ITRMでは,VMwareやHyper-Vといった,使用している仮想化ソフトウェアが混在している場合でも,同じ操作で仮想ホストを停止できます。
JP1/ITRMから実行できる仮想ホストの停止には,次の2種類があります。
- 仮想ホストのOSをシャットダウンする。
- 仮想化ソフトウェアから強制的に仮想ホストを停止する。
それぞれの手順を説明します。
便利メモ- jirmnodeoperationでも仮想ホストを停止できます。jirmnodeoperationコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager リファレンス」を参照してください。
■操作の前に
仮想ホストを停止する場合,次の前提条件があります。
- VMwareの場合はvCenter,Hyper-Vの場合はSCVMMといったように,対象となる仮想化ソフトウェアを,仮想化環境管理ソフトウェアで管理していること
- 対象となる仮想ホストの仮想化ソフトウェアが起動していること
■操作
- [リソース管理]タブを選択する。
- [リソース管理メニュー]から,[すべてのリソース]または業務グループを選択する。
- リソース一覧エリアで,停止する仮想ホストを選択する。
- 仮想ホストのOSをシャットダウンしたい場合は,[アクション]メニューから[リソース操作]-[停止]を選択する。仮想化ソフトウェアから強制的に仮想ホストを停止したい場合は,[アクション]メニューから[リソース操作]-[強制停止]を選択する。
- 確認のダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックする。