ここでは,仮想ホストをスケールアップする手順を説明します。
■操作
スケールアップの期間を確保するために,仮想ホストの保守期間を予約します。予約の手順については,同様の操作手順である「4.1.2 要件に合致するホストの予約状況を確認し,提供可能な物理ホストまたは仮想ホストを予約する」を参照してください。
現在提供している仮想ホストをスケールアップします。
仮想ホストを停止する手順については,「7.5 仮想ホストを停止する」を参照してください。
仮想ホストのスペックを変更します。
■操作の前に
仮想ホストのスペックを変更する場合,次の前提条件があります。
■操作
■設定項目
仮想ホストを起動する手順については,同様の操作手順である「7.6 仮想ホストを起動する」を参照してください。
スケールアップが完了したら,仮想ホストの動作を確認します。仮想ホストの動作を確認する手順については,同様の操作手順である「4.1.4 仮想ホストの動作を確認する」を参照してください。
仮想ホストのスペックが変更できたら,リソース管理画面の[システム]タブで,ホストの仮想化ソフトウェア上のCPUやメモリなどの情報を参照して,スペックが要求されたとおりに変更できているか確認します。[システム]タブの表示手順については,同様の操作手順である「4.4.1(1) 物理ホストがスケールアップできるかどうか確認する」を参照してください。
現在提供している仮想ホストがスケールアップできない場合,まずスケールアップ可能なリソースプールを確認し,マイグレーション先を決めます。続いて,決定したリソースプールにマイグレーションしてスケールアップします。
性能情報や稼働状況を画面で,スケールアップ可能なリソースプールを確認し,マイグレーション先を決めます。画面で確認する方法については,「5.2.2 性能情報を画面で確認する」および「5.3.2 稼働状況を画面で確認する」を参照してください。
仮想ホストのOSがLinuxの場合,ネットワーク設定を特定のNICに固定する設定がされていないことを確認します。設定されていた場合は,解除してください。
手順については,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager 設計・構築ガイド」の管理対象となるホストの設定についての説明を参照してください。
仮想ホストを停止する手順については,「7.5 仮想ホストを停止する」を参照してください。
仮想ホストを停止させたら,代替となるリソースプールへマイグレーションします。
マイグレーションの手順については,「6.3 仮想ホストをマイグレーションする」を参照してください。
■操作
仮想ホストのマイグレーションが完了したら,スペックを変更します。スペックを変更する手順については,同様の操作手順である「4.4.2(3)(b) 仮想ホストのスペックを変更する」を参照してください。
仮想ホストを起動する手順については,同様の操作手順である「7.6 仮想ホストを起動する」を参照してください。
スケールアップが完了したら,仮想ホストの動作を確認します。仮想ホストの動作を確認する手順については,同様の操作手順である「4.1.4 仮想ホストの動作を確認する」を参照してください。
仮想ホストのOSがLinuxの場合,必要に応じてネットワーク設定を特定のNICに固定できるように設定してください。手順については,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager 設計・構築ガイド」の管理対象となるホストの設定についての説明を参照してください。