5.2.2 性能情報を画面で確認する

JP1/ITRMでは,所有するITリソースの性能情報を,次のような画面やレポートで確認できます。

図5-3 [パフォーマンス]タブの表示例

[図データ]

オレンジのグラフは収集した性能情報の中の最大値,グレーのグラフは平均値を示します。

図5-4 性能レポートの表示例

[図データ]

VMクラスタやリソースプールなど,仮想環境でのOSのCPU使用率は,OSから取得している情報です。このため,物理環境で動作する場合に比べて,性能情報の誤差が大きくなることがあります。

[図データ]便利メモ
性能情報を確認した結果,マイグレーションやスケールアップなどの対策が必要な場合は,「6. ITリソースの利用状況を最適化する」を参照してください。
<この項の構成>
(1) [パフォーマンス]タブで性能情報を確認する
(2) 性能レポートで性能情報を確認する

(1) [パフォーマンス]タブで性能情報を確認する

■操作

  1. [リソース管理]タブを選択する。
  2. [リソース管理メニュー]から[すべてのリソース]または業務グループを選択する。
  3. リソース一覧エリアで,ITリソースを選択する。
  4. 詳細情報エリアで[パフォーマンス]タブを選択する。
  5. パフォーマンスの一覧から,測定項目を選択する。
  6. グラフの表示期間をプルダウンメニューから選択する。

(2) 性能レポートで性能情報を確認する

■操作

  1. [レポート]タブを選択する。
  2. [レポートメニュー]から[レポート項目一覧]を選択する。
  3. [レポート項目一覧]エリアで表示する性能レポートをクリックする。
[図データ]便利メモ
レポートはHTML形式で保存できます。手順については,「5.6 報告用にレポートをHTML形式で保存する」を参照してください。