4.7.2 仮想ホストの提供を終了する
ここでは,仮想ホストの提供を終了する手順を説明します。
便利メモ- 仮想ホストの提供を終了する場合,現在提供している仮想ホストを一時保存しておくこともできます。一時保存しておくと,保存した状態の仮想ホストが簡単に再作成できます。仮想ホストの状態を一時保存する手順については,「4.7.3 仮想ホストの状態を一時保存する」を参照してください。
- ■流れ
- 仮想ホストの提供は,次の2つのどちらかを契機として終了することが考えられます。
- ホストの利用期間が予定どおり終了する場合
- ITリソース利用者から,予約している期間よりも早く仮想ホストの利用を終了したいと連絡があった場合
- それぞれの大まかな手順を次に示します。太字の部分がJP1/ITRMで実施する作業です。
- ホストの利用期間が予定どおり終了する場合
- 利用期間の終了が近づいている仮想ホストがないか確認する。【必須】
利用期間の終了が近づいている仮想ホストがあった場合,ITリソース利用者に仮想ホストの提供を終了してもよいか確認します。
確認の結果,終了してもよい場合は,次の流れに進みます。
確認の結果,提供期間を延長したいとITリソース利用者から要望された場合は,提供期間を変更します。変更手順については,「4.3 ホストの提供期間を変更する」を参照してください。
- 提供している仮想ホストを停止する。【必須】
- 仮想ホストを仮想化ソフトウェア上から削除する。【任意】
- ITリソース利用者から,予約している期間よりも早く仮想ホストの利用を終了したいと連絡があった場合
- 利用を終了する仮想ホストの予約期間を短縮する。【必須】
- 提供している仮想ホストを停止する。【必須】
- 仮想ホストを仮想化ソフトウェア上から削除する。【任意】
- <この項の構成>
- (1) 利用期間の終了が近づいている仮想ホストがないか確認する
- (2) 仮想ホストを停止する
- (3) 仮想ホストを仮想化ソフトウェア上から削除する
- (4) 利用を終了する仮想ホストの予約期間を短縮する
(1) 利用期間の終了が近づいている仮想ホストがないか確認する
(2) 仮想ホストを停止する
(3) 仮想ホストを仮想化ソフトウェア上から削除する
(4) 利用を終了する仮想ホストの予約期間を短縮する