■操作の前に
仮想ホストを削除する場合,次の前提条件があります。
- VMwareの場合はvCenter,Hyper-Vの場合はSCVMMといったように,対象となる仮想化ソフトウェアを,仮想化環境管理ソフトウェアで管理していること
- VMwareでRaw Device Mappingのデバイスを構成している場合,削除前に
Raw Device Mappingのデバイスを必ず解除してください。
解除しないで仮想ホストを削除した場合,仮想化ソフトウェアにRaw Device Mapping関連のファイルが残る場合があります。
- 対象となる仮想ホストの仮想化ソフトウェアが起動していること
■操作
- [リソース管理]タブを選択する。
- [リソース管理メニュー]から[すべてのリソース]を選択する。
- リソース一覧エリアで,削除したい仮想ホストを選択して,[アクション]メニューから[リソース操作]-[削除]を選択する。
- 確認のダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックする。
VMwareの場合,ポートグループの削除は成功,失敗のどちらの場合でも正常終了となります。
ポートグループの削除が失敗している場合,どの仮想ホストも使用しないポートグループが残ることがあります。必要に応じて削除してください。
便利メモ- jirmvmdelコマンドでも仮想ホストを仮想化ソフトウェア上から削除できます。jirmvmdelコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager リファレンス」を参照してください。
便利メモ- HVM上に作成した仮想ホストを削除する場合,削除しようとするLPARがアクセスするLUおよびホストグループもストレージから一括で削除されます。