JP1/IT Resource Management - Manager 設計・構築ガイド

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付録M (3021-3-231-02)の変更内容

3021-3-231-02の変更内容を表M-1に示します。

表M-1 (3021-3-231-02)の変更内容

# 変更個所 追加・変更内容
1 前書き ■対象製品
[追加]
適用OSに「Windows Server 2012」を追加した。
2 前書き ■マイクロソフト製品の表記について
[追加]
「Windows Server 2012」を追加した。
3 はじめに ■インストール先フォルダの表記
[訂正前]
Windows Server 2008の場合,「システムドライブ:\Program Files」と表記している部分は,インストール時のOS環境変数によって決定されるため,環境によって異なる場合があります。
 
[訂正後]
Windows Server 2008以降の場合,「システムドライブ:\Program Files」と表記している部分は,インストール時のOS環境変数によって決定されるため,環境によって異なる場合があります。
4 1.4.1 ホーム画面
[割り当て状況]エリア
 
[訂正前]
割り当て状況には,物理ホストとリソースプールのうち,次のどちらかに該当するリソースの割り当て状況が表示されます。
  • 割り当て種別に共有を設定したリソースグループに所属し,かつ現在予約されているリソース
  • 割り当て種別に占有を設定したリソースグループに所属するリソース
物理ホストには,管理対象の物理ホストのうち,割り当てられている物理ホストの台数の割合がOSごとに表示されます。
リソースプールには,管理対象のリソースプールのうち,仮想ホストに割り当てられているCPUおよびメモリの割合が表示されます。
注意事項
  • 仮想化ソフトウェアはリソースプールとしてカウントされます。
  • 割り当て状況を表示するホストが仮想ホストの場合には,仮想ホストが動作しているリソースプールも,同じリソースグループに所属させてください。
 
[訂正後]
割り当て状況には,管理対象の物理ホストとリソースプールの割り当て状況が表示されます。
割り当て状況の表示対象は,次のどちらかのリソースグループに所属するリソースです。割り当て種別に割り当て不可を設定したリソースグループに所属するリソースは表示されません。
  • 割り当て種別に共有を設定したリソースグループ
  • 割り当て種別に占有を設定したリソースグループ
割り当ての条件についての詳細は,「付録I 割り当てできるITリソースの条件,および割り当てられているとして扱うITリソースの条件」を参照してください。
(1) 物理ホスト
物理ホストのOSごとに次のように表示されます。
[割り当て率(%)]には,現在,割り当てられている物理ホストの台数の割合が表示されます。
[総数(台)]には,物理ホストの台数の総数が表示されます。
(2) リソースプール
リソースプールのCPUとメモリについて次のように表示されます。
[割り当て率(%)]には,現在,割り当てられているCPUとメモリの割合が表示されます。
[総性能]には,割り当て可能なCPUとメモリの総量が表示されます。
CPUの場合は,CPUのクロック数×コア数で算出され,単位はGHzです。メモリの場合,搭載物理メモリ容量で,単位はGBです。
注意事項
  • 仮想化ソフトウェアはリソースプールとしてカウントされます。
  • 割り当て状況を表示するホストが仮想ホストの場合には,仮想ホストが動作しているリソースプールも,同じリソースグループに所属させてください。
5 2.7.2 (3)マイグレーションの注意事項
[訂正前]
  • RawDeviceMappingのデバイスを構成していると,コールドマイグレーションが失敗します。コールドマイグレーションの前にRawDeviceMappingのデバイスを解除してください。
 
[訂正後]
  • Raw Device Mappingのデバイスを構成していると,コールドマイグレーションが失敗します。コールドマイグレーションの前にRaw Device Mappingのデバイスを解除してください。
6 2.7.3 (3)仮想ホストの削除
[追加]
VMwareの仮想ホストを削除する場合の注意事項を次に示します。
VMwareの仮想ホストを削除する場合の注意事項
  • Raw Device Mappingのデバイスを構成している場合,削除前にRaw Device Mappingのデバイスを必ず解除してください。解除しないで仮想ホストを削除した場合,仮想化ソフトウェアにRaw Device Mapping関連のファイルが残る場合があります。
7 2.7.4 (1)仮想ホストの退避
注意事項
[訂正前]
  • RawDeviceMappingのデバイスを構成している場合,退避が失敗します。退避する前に,RawDeviceMappingのデバイスを必ず解除してください。
 
[訂正後]
  • Raw Device Mappingのデバイスを構成している場合,退避が失敗します。退避する前に,Raw Device Mappingのデバイスを必ず解除してください。
8 5.5.1 注意事項
[追加]
  • JP1イベント連携機能を使用する場合,JP1/ITRMのバージョンアップ後,JP1/ITRMの全サービスの自動起動設定を見直す必要があります。
    サービスの自動起動設定については,「9.2.6 JP1/Baseでのサービスの起動順序の設定」を参照してください。
9 5.5.2 (2)(a)Windowsエラー報告の無効設定
 
[訂正前]
  1. スタートメニューから[管理ツール]−[サーバーマネージャー]を選択する。
  2. サーバーマネージャーのホームページで,[リソースとサポート]領域を開いていない場合は展開する。
  3. [Windowsエラー報告の構成]をクリックする。
    すでにエラー報告を無効にしている場合は,[Windowsエラー報告をオンにする]と表示されています。
  4. [Windowsエラー報告の構成]ダイアログボックスで,[レポートを送信せず、この確認画面も今後表示しません]を選択し,[OK]をクリックする。
 
[訂正後]
・Windows Server 2008の場合
  1. スタートメニューから[管理ツール]−[サーバーマネージャー]を選択する。
  2. サーバーマネージャーのホームページで,[リソースとサポート]領域を開いていない場合は展開する。
  3. [Windowsエラー報告の構成]をクリックする。
    すでにエラー報告を無効にしている場合は,[Windowsエラー報告をオンにする]と表示されています。
  4. [Windowsエラー報告の構成]ダイアログボックスで,[レポートを送信せず、この確認画面も今後表示しません]を選択し,[OK]をクリックする。
・Windows Server 2012の場合
  1. Windowsの[管理ツール]-[サーバーマネージャー]を選択する。
  2. サーバーマネージャーのホームページで,「ローカルサーバー」を選択する。
  3. [プロパティ]領域の[Windowsエラー報告]をクリックする。
    すでにエラー報告を無効にしている場合は,[Windowsエラー報告]が[無効]と表示されています。
  4. [Windowsエラー報告の構成]ダイアログボックスで,[レポートを送信せず、この確認画面も今後表示しません]を選択し,[OK]をクリックする。
10 6.2.1 表  管理対象となるITリソースの種類
[訂正前]
ITリソースの種類:物理ホスト
ITリソースの詳細:Windows Server,Linux,HP-UX,AIX
説明個所:6.2.4
 
[訂正後]
ITリソースの種類:物理ホスト
ITリソースの詳細:Windows Server
説明個所:6.2.4
 
ITリソースの種類:物理ホスト
ITリソースの詳細:Linux,HP-UX,AIX
説明個所:6.2.5
11 6.2.2 JP1/ITRMの環境を構築するネットワークの条件
[訂正前]
ここでは,環境を構築するための条件について説明します。次の内容を確認して,必要に応じて設定を見直してください。
 
[訂正後]
JP1/ITRMが使用するネットワークについて次の内容を確認して,必要に応じて設定を見直してください。
12 6.2.4 [訂正前]
管理対象となるホストの設定
ここでは,JP1/ITRMで管理対象となる物理ホストまたは仮想ホストの設定について説明します。仮想ホストを設定する場合は,あわせて次の個所を参照してください。
  • VMwareの場合
    6.2.5 VMwareを管理対象にするための設定
  • Hyper-Vの場合
    6.2.6 Hyper-Vを管理対象にするための設定
  • HVMの場合
    6.2.7 HVMを管理対象にするための設定
 
[訂正後]
Windowsを管理対象にするための設定
ここでは,JP1/ITRMで物理ホストまたは仮想ホストとしてWindowsがインストールされているホストを管理するために必要な設定について説明します。
仮想ホストを設定する場合は,あわせて次の個所を参照してください。
  • VMwareの場合
    6.2.6 VMwareを管理対象にするための設定
  • Hyper-Vの場合
    6.2.7 Hyper-Vを管理対象にするための設定
  • HVMの場合
    6.2.8 HVMを管理対象にするための設定
 
[訂正前]
(1) Windows Serverの設定
Windows Serverがインストールされているホストを管理対象とする場合の設定方法について説明します。
 
[訂正後]
(1) WMIサービスの設定
JP1/ITRMではWindows Serverの管理にWMIを使用します。
管理対象のホストでWMIサービスが自動起動する設定にしてください。
JP1/ITRM接続用アカウントとして,一定期間経過しても,情報収集やタスク実行の操作時にログインできるアカウントを用意してください。なお,このホストを仮想イメージテンプレートにする場合は,仮想イメージテンプレートの作成からデプロイするまでの期間が経過することになります。
また,Windows Server 2003がインストールされている管理対象のホストにFCのSANディスク装置が接続されている場合,そのディスク装置に関する構成情報を取得するためには,Microsoftのfcinfoをインストールしてください。
fcinfoをインストールすると,Windows上でFCを使用するためのユーティリティコマンド,HBA API(CインターフェースとWMIクラスのdll)を使用できるようになります。また,FCのWMIクラスを使用して,WMIで構成情報を取得できるようになります。
fcinfoは,Microsoftのホームページからダウンロードしてください。
なお,Windows Server 2008以降の場合,この設定は不要です。
 
[訂正前]
(c) ドメインの設定
管理対象とするホストにWindows Serverがある場合,管理対象へのDCOM接続とWMI名前空間への接続のため,管理対象となるホスト側でWindows認証が行われる必要があります。認証にはユーザーIDとパスワードが必要です。また,管理対象のホストに接続するユーザーのドメインによっては,ドメイン名(ホスト名)が必要な場合もあります。
ドメイン名(ホスト名)の指定の要否を次の表に示します。
  :
[訂正後]
(2) ドメインの設定
管理対象への認証にはユーザーIDとパスワードに加え,ドメイン名(ホスト名)が必要な場合があります。
ドメイン名(ホスト名)の指定の要否を次の表に示します。
  :
 
[訂正前]
(b) OSのセキュリティの設定
Windows Serverと連携する管理対象のホストの場合,Windows ファイアウォールとDCOMを次のとおり設定してください。
  • Windows ファイアウォールの設定
    次の条件に当てはまる管理対象のホストで,Windowsのファイアウォールが有効になっている場合,リモート管理の例外を許可する設定が必要です。
    ・Windows Server 2008の場合
    ・Windows Server 2003で,かつサービスパックが適用されている場合
    なお,Windowsのファイアウォールが有効かどうかは,[コントロールパネル]の[Windowsファイアウォール]ダイアログで確認してください。
     
    リモート管理の例外を許可する手順を次に示します。
    1. スタートメニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する。
    2. [ファイル名を指定して実行]のテキストボックスに「gpedit.msc」と入力して,[OK]ボタンをクリックする。
    [グループポリシーオブジェクトエディタ]ダイアログが表示されます。
    3. [コンピュータの構成]−[管理用テンプレート]−[ネットワーク]−[ネットワーク接続]−[Windowsファイアウォール]の順番でツリーを展開して,[標準プロファイル]をクリック※1する。
    4. 右ペインの[Windowsファイアウォール: リモート管理の例外を許可する]を右クリック※2して,メニューから[プロパティ]を選択する。
    5. [設定]タブをクリックして,[有効]をチェックする。
    6. [OK]ボタンをクリックします。
    注※1
    管理対象となるホストがドメイン環境の場合,[ドメインプロファイル]をクリックしてください。
    注※2
    Windows Server 2008の場合,[Windows ファイアウォール: 着信リモート管理の例外を許可する]を右クリックしてください。
  • DCOMの設定
    JP1/ITRMではWMIを使用するため,ITリソース管理サーバおよび管理対象となるホストでDCOMを有効にする必要があります。
    Windows Serverのインストール時にDCOMの設定を変更していない場合,DCOMは有効に設定されています。DCOMの設定を無効に変更している場合,次の手順で有効にしてください。
    1. スタートメニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する。
      :
     
[訂正後]
(3) OSのセキュリティの設定
Windows Serverと連携する管理対象のホストの場合,WindowsファイアウォールとDCOMを次のとおり設定してください。
  • Windows ファイアウォールの設定
    次の条件に当てはまる管理対象のホストで,Windowsのファイアウォールが有効になっている場合,リモート管理の例外を許可する設定が必要です。
    ・Windows Server 2008以降の場合
    ・Windows Server 2003で,かつサービスパックが適用されている場合
    なお,Windowsのファイアウォールが有効かどうかは,[コントロールパネル]の[Windowsファイアウォール]ダイアログで確認してください。
     
    リモート管理の例外を許可する手順を次に示します。
    1. スタートメニューから[ファイル名を指定して実行]※1を選択する。
    2. [ファイル名を指定して実行]のテキストボックスに「gpedit.msc」と入力して,[OK]ボタンをクリックする。
    [グループポリシーオブジェクトエディタ]ダイアログが表示されます。※2
    3. [コンピュータの構成]−[管理用テンプレート]−[ネットワーク]−[ネットワーク接続]−[Windowsファイアウォール]の順番でツリーを展開して,[標準プロファイル]をクリック※3する。
    4. 右ペインの[Windowsファイアウォール: リモート管理の例外を許可する]※4を[有効]に設定し,許可するIPアドレスを登録する。
    5. [設定]タブをクリックして,[有効]をチェックする。
    6. [OK]ボタンをクリックします。
    注※1
    Windowsの[スタート]メニューに[ファイル名を指定して実行]が表示されない場合があります。
    その場合,[Windows]+[r]キーを押して呼び出すなどして表示してください。
    注※2
    Windows Server 2008以降の場合,[ローカルグループポリシーエディタ]が表示されます。
    注※3
    管理対象となるホストがドメイン環境の場合,[ドメインプロファイル]をクリックしてください。
    なお,このWindowsを仮想イメージテンプレートとして,JP1/ITRMのデプロイに使用する場合,デプロイ時にはJP1/ITRMがローカルユーザーも使用します。
    そのため,デプロイ後の管理対象にする仮想ホストがドメイン環境の場合は,両方のプロファイルを設定してください。
    注※4
    Windows Server 2008以降の場合,[Windowsファイアウォール: 着信リモート管理の例外を許可する]を[有効]に設定してください。
  • DCOMの設定
    JP1/ITRMではWMIを使用するため,ITリソース管理サーバおよび管理対象となるホストでDCOMを有効にする必要があります。
    Windows Serverのインストール時にDCOMの設定を変更していない場合,DCOMは有効に設定されています。DCOMの設定を無効に変更している場合,次の手順で有効にしてください。
    1. スタートメニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する。
      :
    注※
    Windowsの[スタート]メニューに[ファイル名を指定して実行]が表示されない場合があります。
    その場合,[Windows]+[r]キーを押して呼び出すなどして表示してください。
     
[訂正前]
(d) UACを使用したWMIリモート接続の設定
Windows Server 2008を使用している場合,UACの機能によって,管理者権限を持つローカルユーザー(OSのインストール後に作成されるAdministratorユーザーは除く)に対して権限が制限されます。そのため,Windows Server 2008の管理対象サーバのWMIリモート接続を,管理者権限を持つローカルユーザーで実行すると,管理者権限ではなく,一般ユーザーの権限で接続されてしまい,アクセス拒否が発生しエラー終了する場合があります。これを回避するためには,UACを有効にしている場合,次のどちらかの設定を実施してください。
  • 認証に使用するユーザーにOSのインストール後に作成されるAdministratorユーザーを使用する。
  • 次のコマンドを管理者権限で実行して,UACのリモート接続を許可するよう,レジストリの値を更新する。
      :
    許可したUACのリモート接続を解除する場合は,次のコマンドを実行してください。
    reg delete HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System /v LocalAccountTokenFilterPolicy /f
  :
 
[訂正後]
(4) UACを使用したWMIリモート接続の設定
Windows Server 2008以降を使用している場合,UACの機能によって,管理者権限を持つローカルユーザー(OSのインストール後に作成されるAdministratorユーザーは除く)に対して権限が制限されます。そのため,Windows Server 2008以降の管理対象サーバのWMIリモート接続を,管理者権限を持つローカルユーザーで実行すると,管理者権限ではなく,一般ユーザーの権限で接続されてしまい,アクセス拒否が発生しエラー終了する場合があります。これを回避するためには,UACを有効にしている場合,次のどちらかの設定を実施してください。
  • 認証に使用するユーザーにOSのインストール後に作成されるAdministratorユーザーを使用する。
  • 次のコマンドを管理者権限で実行して,UACのリモート接続を許可するよう,レジストリの値を更新する。
      :
    許可したUACのリモート接続を解除する場合は,次のコマンドを実行してください。
    reg delete HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System /v LocalAccountTokenFilterPolicy /f
  :
 
[訂正前]
(e) ローカルセキュリティポリシーの設定
 
[訂正後]
(5) ローカルセキュリティポリシーの設定
13 6.2.5 [訂正前]
6.2.4(2) Linux,HP-UX,AIXの設定
Linux,HP-UX,またはAIXがインストールされているホストを管理対象とする場合の設定方法について説明します。
(a) ログインshellの設定
JP1/ITRM接続用アカウントのログインshellを次のとおり設定します。
Linuxの場合
bashまたはtcshに変更します。
  :
 
[訂正後]
6.2.5 Linux・HP-UX・AIXを管理対象にするための設定
ここでは,JP1/ITRMで物理ホストとしてLinux,HP-UX,AIXがインストールされているホスト,または仮想ホストとしてLinuxがインストールされているホストを管理するために必要な設定について説明します。
仮想ホストを設定する場合は,あわせて次の個所を参照してください。
  • VMwareの場合
    6.2.6 VMwareを管理対象にするための設定
  • Hyper-Vの場合
    6.2.7 Hyper-Vを管理対象にするための設定
  • HVMの場合
    6.2.8 HVMを管理対象にするための設定
(1) ログインshellの設定
JP1/ITRM接続用アカウントとして,一定期間経過しても,情報収集やタスク実行の操作時にログインできるアカウントを用意してください。
なお,このホストを仮想イメージテンプレートにする場合は,仮想イメージテンプレートの作成からデプロイするまでの期間が経過することになります。
JP1/ITRM接続用アカウントのログインshellを次のとおり設定します。
Linuxの場合
bashまたはtcshに変更します。
  :
14 6.2.5 [訂正前]
6.2.4(2)(b) 初期化スクリプトの設定
通常,ログイン時にシェル初期化スクリプトが実行され,エイリアスや環境変数が自動で設定されます。シェル初期化スクリプトはアカウントごとに設定できて,ホームディレクトリに格納されます。アカウントごとのシェル初期化スクリプトがない場合,システム標準のシェル初期化スクリプトが実行されます。システム標準のシェル初期化スクリプトでエイリアスなどが設定されると動作に支障をきたすために,JP1/ITRM接続用アカウントに空の初期化スクリプトを設定する必要があります。
初期化スクリプトにはログインShellが起動したときにだけ起動するログイン用と,そのあとShellからほかのShellを起動したときにも起動するShell起動用の2種類があります。また,bashとtcshではファイル名が異なります。システム標準とアカウント個別,ログイン用とShell起動用の組み合わせに応じたファイル名を次の表に示します。
 
[訂正後]
6.2.5(2) 自動起動スクリプトファイルの設定
通常,ログイン時に自動起動スクリプトが実行され,エイリアスや環境変数が自動で設定されます。自動起動スクリプトはアカウントごとに設定できます。
アカウントごとの自動起動スクリプトがない場合,システム標準の自動起動スクリプトが実行されます。システム標準の自動起動スクリプトでエイリアスなどが設定されると動作に支障をきたすため,JP1/ITRM接続用アカウントに空の自動起動スクリプトを設定する必要があります。
自動起動スクリプトファイルには,ログインShellが起動したときにだけ起動するログイン用と,そのあとShellからほかのShellを起動したときにも起動するShell起動用の自動起動スクリプトと,設定が有効なOSの場合はログアウト時にOSによって自動起動されるスクリプトがあります。
また,bashとtcshではファイル名が異なります。
システム標準とアカウント個別,ログイン用とShell起動用とログアウト用の組み合わせに応じたファイル名を次の表に示します。
15 6.2.5 (2)表 6-5自動起動スクリプトのファイル名(Linuxの場合)
[訂正前]
初期化スクリプトの種類−初期化スクリプトのファイル名
 
[訂正後]
自動起動スクリプトの種類−自動起動スクリプトのファイル名
 
[追加]
自動起動スクリプトのファイル名
標準−ログイン用−bash
/etc/bash.bash_login
標準−ログアウト用−自動起動スクリプトのファイル名−bash
/etc/bash.bash_logout
標準−ログアウト用−自動起動スクリプトのファイル名−tcsh
16 6.2.5 [訂正前]
6.2.4(2)(c) IP接続許可の設定
 
[訂正後]
6.2.5(3) IP接続許可の設定
17 6.2.5 [訂正前]
6.2.4(2)(d) SSH接続をするためのソフトウェアのインストール(AIXの場合)
 
[訂正後]
6.2.5(4)SSH接続をするためのソフトウェアのインストール(AIXの場合)
18 6.2.5 [訂正前]
6.2.4(2)(e) SSHの設定
 
[訂正後]
6.2.5(5) SSHの設定
19 6.2.5 [訂正前]
6.2.4(2)(f) 必要なコマンドの登録(Linuxの場合)
 
[訂正後]
6.2.5(6) 必要なコマンドの登録
(a) Linuxの場合
20 6.2.5 [訂正前]
6.2.4(2)(g) 必要なコマンドの登録(HP-UXの場合)
 
[訂正後]
6.2.5(6)(b) HP-UXの場合
21 6.2.5 [訂正前]
6.2.4(2)(h)必要なコマンドの登録(AIXの場合)
 
[訂正後]
6.2.5(6)(c) AIXの場合
22 6.2.5 [訂正前]
6.2.4(2)(j) kudzuサービスの無効化
 
[訂正後]
6.2.5(7) kudzuサービスの無効化
23 6.2.5 [訂正前]
6.2.4(2)(k) ネットワーク設定を特定のNICに固定する指定の無効化
 
[訂正後]
6.2.5(8) ネットワーク設定を特定のNICに固定する指定の無効化
24 6.2.5 [訂正前]
6.2.4(2)(i) OSの構成についての注意事項
 
[訂正後]
6.2.5(9) OSの構成についての注意事項
25 6.2.6 [訂正前]
6.2.5 VMwareを管理対象にするための設定
 
[訂正後]
6.2.6 VMwareを管理対象にするための設定
26 6.2.7 [訂正前]
6.2.6 Hyper-Vを管理対象にするための設定
 
[訂正後]
6.2.7 Hyper-Vを管理対象にするための設定
27 6.2.7 [訂正前]
6.2.6(2) OSのセキュリティの設定
 
[訂正後]
6.2.7(3) OSのセキュリティの設定
28 6.2.7 [訂正前]
6.2.6(3) ドメインの設定
 
[訂正後]
6.2.7(2) ドメインの設定
29 6.2.8 [訂正前]
6.2.7 HVMを管理対象にするための設定
 
[訂正後]
6.2.8 HVMを管理対象にするための設定
30 6.2.9 [訂正前]
6.2.8 仮想化環境管理ソフトウェアの設定
 
[訂正後]
6.2.9 仮想化環境管理ソフトウェアの設定
31 6.2.9 (1)(a) 設定内容
[削除]
作成したテンプレートをJP1/ITRMのライブラリ管理に追加する場合,vCenterをインストールする物理ホストをJP1/ITRMと同じ管理LAN上に配置してください。
32 6.2.10 [訂正前]
6.2.9 ストレージの設定
 
[訂正後]
6.2.10 ストレージの設定
33 6.2.11 [訂正前]
6.2.10 ネットワークデバイスの設定
 
[訂正後]
6.2.11 ネットワークデバイスの設定
34 6.5 仮想イメージテンプレートを使用するための設定
[追加]
  • 仮想イメージテンプレートの基となる仮想ホストのOSがWindowsの場合,仮想ホスト上にてsysprepをWindowsの上限回数まで実行しないでください。
    JP1/ITRMでデプロイする仮想ホストは,sysprepを1回実行します。
35 6.5.1 OSカスタマイズ用応答ファイルの作成(VMware・Hyper-Vの場合)
[訂正前]
仮想ホストのOSがWindows Server 2003またはWindows Server 2008の場合,OSカスタマイズ用応答ファイルを作成する必要があります。
OSカスタマイズ用応答ファイルとは,仮想イメージテンプレートから仮想ホストをデプロイするときに使用する設定ファイルです。デプロイで仮想ホストのOSに設定されるパラメーターが記述されています。一つのWindows Server 2003またはWindows Server 2008の仮想イメージテンプレートに対して,一つのOSカスタマイズ用応答ファイルを作成してください。
 
[訂正後]
仮想ホストのOSがWindows Server 2003またはWindows Server 2008以降の場合,OSカスタマイズ用応答ファイルを作成する必要があります。
OSカスタマイズ用応答ファイルとは,仮想イメージテンプレートから仮想ホストをデプロイするときに使用する設定ファイルです。デプロイで仮想ホストのOSに設定されるパラメーターが記述されています。一つのWindows Server 2003またはWindows Server 2008以降の仮想イメージテンプレートに対して,一つのOSカスタマイズ用応答ファイルを作成してください。
36 6.5.1 [訂正前]
(2) Windows Server 2008の場合
  1. Microsoftのホームページから,Windows自動インストールキット(Windows AIK)をダウンロードしてインストールする。
    Windows AIKバージョン3.0以降をダウンロードします。
  2. スタートメニューから[すべてのプログラム]−[Windows システム イメージ マネージャー]を選択する。
    Windowsシステムイメージマネージャーが起動します。
     
[訂正後]
(2) Windows Server 2008以降の場合
  1. Microsoftのホームページから,Windows自動インストールキット(Windows AIK)をダウンロードしてインストールする。
    Windows AIKバージョン3.0以降をダウンロードします。

    Windows Server 2012以降の場合,Windowsアセスメント&デプロイメントキット(Windows ADK)をダウンロードしてインストールする。
  2. Windowsの[すべてのプログラム]-[Windowsシステムイメージマネージャー]を選択する。
    Windowsシステムイメージマネージャーが起動します。
37 6.5.1 (2) Windows Server 2008の場合
7. 表6-22の「検索に指定する文字列」を入力して検索する。
[訂正前]
  • 「WinPE」の記載あり,記載なしの2種類が表示され場合
    「WinPE」の記載がない方を選択してください。
     
[訂正後]
  • 「WinPE」の記載あり,記載なしの2種類が表示された場合
    「WinPE」の記載がない方を選択してください。
38 6.5.1 表 6-22必ず入力するプロパティ
[訂正前]
注※3
指定する値は,Windows AIKのヘルプ,または,コマンドプロンプトで次のコマンドを実行して,指定できる値を確認します。
tzutil /l
日本のタイムゾーンを指定する場合は,「Tokyo Standard Time」を指定します。
 
[訂正後]
注※3
指定する値は,Windowsシステムイメージマネージャーのヘルプ,または,コマンドプロンプトで次のコマンドを実行して,指定できる値を確認します。
tzutil /l
日本のタイムゾーンを指定する場合は,「Tokyo Standard Time」を指定します。
39 6.5.2 仮想イメージテンプレートを作成する仮想ホストのパスワードの設定(VMware・Hyper-V・HVM共通)
[訂正前]
仮想ホストのOSがWindows Server 2003またはWindows Server 2008の場合,仮想イメージテンプレートにする仮想ホストのAdministratorユーザーのパスワードを空にします。
 
[訂正後]
仮想ホストのOSがWindows Server 2003またはWindows Server 2008以降の場合,仮想イメージテンプレートにする仮想ホストのAdministratorユーザーのパスワードを空にします。
40 6.5.2 [訂正前]
(2) Windows Server 2008の場合
 
[訂正後]
(2) Windows Server 2008以降の場合
41 6.5.3 VMwareの設定
[追加]
  • VMware ESX 4.1以降で,仮想ホストのCD/DVDドライブの,ISOイメージ(拡張子isoのファイル)を解除すること。
  • VMware ESX 4.1以降で,仮想ホストのフロッピーディスクドライブの,フロッピーイメージ(拡張子flpのファイル)を解除すること。
 
[訂正前]
なお,RawDeviceMappingのデバイスを対象としてテンプレートを作成することはできません。
 
[訂正後]
なお,Raw Device Mappingのデバイスを対象としてテンプレートを作成することはできません。
42 6.5.3 VMwareの設定
[訂正前]
2. 仮想ホストのOSがWindows Server 2008の場合,SetupComplete.cmdファイルを仮想ホスト上に配置する。
 
[訂正後]
2. 仮想ホストのOSがWindows Server 2008以降の場合,SetupComplete.cmdファイルを仮想ホスト上に配置する。
43 6.5.4 (b) Windows Server 2008の場合
[訂正前]
4. スタートメニューの[ファイル名を指定して実行]のテキストボックスに「%systemroot%\system32\sysprep\sysprep」を入力し,[OK]ボタンをクリックする。
[システム準備ツール 3.14]ダイアログボックスが表示されます。
 :
8. [OK]ボタンをクリック。
仮想ホストがシャットダウンしないでリブートした場合は,SCVMMで仮想ホストを停止してください。
 
[訂正後]
4. スタートメニューの[ファイル名を指定して実行]のテキストボックスに「%systemroot%\system32\sysprep\sysprep」を入力し,[OK]ボタンをクリックする。
[システム準備ツール 3.14]ダイアログボックスが表示されます。
 :
8. [OK]ボタンをクリック。
仮想ホストがシャットダウンしないでリブートした場合は,SCVMMで仮想ホストを停止してください。
注※
Windowsの[スタート]メニューに[ファイル名を指定して実行]が表示されない場合があります。
その場合,[Windows]+[r]キーを押して呼び出すなどして表示してください。
44 8.3.4 表 WSFCへのリソース登録
[訂正前]
登録内容
サービス名またはアプリケーションの名称
 :
項番2〜項番3の登録内容を「リソースの種類」で登録します。
 
[訂正後]
登録内容
サービス名またはアプリケーションの名称※
 :
項番2〜項番3の登録内容を「リソースの種類」で登録します。
注※
Windows Servers 2012以降の場合,「役割」と表示されます。
45 8.3.7 [訂正前]
2. Administrators権限でコマンドプロンプトを起動し,次のコマンドを実行する。
Cluster res "JP1/ITRM Web Service" /priv StartupParameters=""
 
[訂正後]
2. Administrators権限でコマンドプロンプトを起動し,次のコマンドを実行する。
Cluster res "JP1/ITRM Web Service" /priv StartupParameters=""
Windows Server 2012以降にインストールする場合,サーバーマネージャーの「役割と機能の追加ウィザード」にて以下の階層にある「フェイルオーバークラスターコマンドインターフェイス」を追加インストールしてください。
-リモートサーバー管理ツール
 -機能管理ツール
  -フェールオーバークラスタリングツール
   -フェールオーバークラスター コマンドインターフェイス
46 付録A ファイル一覧
[訂正前]
JP1/ITRMで使用するフォルダの一覧を次の表に示します。
 
[訂正後]
JP1/ITRMで使用するフォルダの一覧を次の表に示します。
JP1/ITRMのバージョンによって格納されているファイルが異なることがあります。
47 付録E.1 (1) OS
表 E-1管理対象に設定できるOS
[追加]
「Windows Server 2012」を追加した。
48 付録E.1 (4) NICマルチパス
表 E-6WindowsでサポートするNICマルチパス
[追加]
「Windows Server 2012」を追加した。
49 付録E.2,E.3 仮想化ソフトウェア
表 E-10管理対象に設定できる仮想化ソフトウェア
表 E-11管理対象に設定できる仮想化環境管理ソフトウェア
[追加]
「VMware」と「vCenter」のバージョンに5.5を追加した。
50 付録G.1 表 G-1収集する性能情報と計算式
性能情報を収集するリソース−Windowsホスト/仮想化ソフトウェア(Hyper-V)
性能情報
[訂正前]
仮想ホストメモリ使用率
 
[訂正後]
仮想ホストメモリ使用率※3
51 付録G.1 表 G-1収集する性能情報と計算式
性能情報を収集するリソース−性能情報
■VMクラスタ(vCenter)
[訂正前]
VMクラスタCPU使用率(VMクラスタ)
VMクラスタメモリ使用率(VMクラスタ)
 
[訂正後]
VMクラスタCPU使用率
VMクラスタメモリ使用率
 
説明(計算式)
[訂正前]
情報収集時のVMクラスタのCPU使用率の平均値です。
情報収集時のVMクラスタのメモリ使用率の平均値です。
 
[訂正後]
情報収集時のvCenter上の時刻での過去30分間平均のVMクラスタのCPU使用率です。
情報収集時のvCenter上の時刻での過去30分間平均のVMクラスタのメモリ使用率です。
 
性能情報を収集するリソース−性能情報
■プール※9
[訂正前]
プールCPU使用率(プール※9
プールメモリ使用率(プール※9
 
[訂正後]
プールCPU使用率
プールメモリ使用率
 
説明(計算式)
[訂正前]
情報収集時のプール※9のCPU使用率です。
情報収集時のプール※9のメモリ使用率です。
 
[訂正後]
情報収集時のvCenter上の時刻での過去30分間平均のプール※9のCPU使用率の平均値です。
情報収集時のvCenter上の時刻での過去30分間平均のプール※9のメモリ使用率です。
 
性能情報を収集するリソース−性能情報
■vApp
[訂正前]
vAppCPU使用率(プール※9
vAppメモリ使用率(プール※9
 
[訂正後]
vAppCPU使用率
vAppメモリ使用率
 
説明(計算式)
[訂正前]
情報収集時のプール※9のCPU使用率です。
情報収集時のプール※9のメモリ使用率です。
 
[訂正後]
情報収集時のvCenter上の時刻での過去30分間平均のvApp※9のCPU使用率の平均値です。
情報収集時のvCenter上の時刻での過去30分間平均のvApp※9のメモリ使用率です。
 :
注※3
[訂正前]
管理OSの仮想CPU使用率および仮想ホストCPU使用率は,Hyper-Vのときだけ表示されます。
 
[訂正後]
管理OSの仮想CPU使用率,仮想ホストCPU使用率および仮想ホストメモリ使用率は,Hyper-Vのときだけ表示されます。
 :
注※9
[訂正前]
プールは,vCenter上でのリソースプールを示します。
 
[訂正後]
プールとvAppは,vCenter上でのリソースプール,vAppを示します。
52 付録K.2 このマニュアルでの表記
[追加]
「VMware ESXi 5.5」を追加した。
53 付録M 用語解説
VMクラスタ
[訂正前]
複数の仮想化ソフトウェアをまとめるためのグループです。同一のネットワークとストレージアレイを共有する物理ホストのグループの,コンピューティングリソースおよびメモリリソースを統合したものです。VMware HA,DRSクラスタ,Windows Server 2008 R2のフェールオーバークラスタリングが該当します。
 
[訂正後]
複数の仮想化ソフトウェアをまとめるためのグループです。同一のネットワークとストレージアレイを共有する物理ホストのグループの,コンピューティングリソースおよびメモリリソースを統合したものです。VMware HA,DRSクラスタ,Windows Server 2008 R2以降のフェールオーバークラスタリングが該当します。
 
[追加]
[すべてのプログラム]
Windowsのバージョンに応じて以下を示します。
  • Windows Server 2008の場合:[すべてのプログラム]
  • Windows Server 2012の場合:[すべてのアプリ]
 
[ファイル名を指定して実行]
Windowsのバージョンに応じて以下を示します。
  • Windows Server 2008の場合:[ファイル名を指定して実行]
  • Windows Server 2012の場合:[検索]