JP1/ITRMでは,ITリソースに関するOS,CPU,メモリなどの構成情報が変更になった場合に,変更後の構成情報を収集して更新できます。構成情報の収集,更新は,自動で検知する方法と手動で実行する方法があります。
なお,ITリソースの構成情報は,jirminfocollectコマンドでも収集できます。jirminfocollectコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager リファレンス」を参照してください。
あらかじめ指定しておいた実行間隔に基づいて,定期的に自動で構成情報を収集して,変更を検知します。構成情報の変更の自動検知では,あらかじめ設定画面の[監視間隔設定]エリアで,開始時刻と間隔を設定して実行します。
検知された変更内容は,自動的にJP1/ITRMが管理する情報に反映されます。
構成情報を手動で収集するには,次の2つの方法があります。
構成情報の手動収集を実行すると,選択した任意のITリソース,またはすべてのITリソースについて,次の情報が収集,および更新されます。
構成情報が更新されたことは,リソース管理画面で確認できます。リソース管理画面については,「1.4.2 リソース管理画面」を参照してください。
収集対象のITリソースが次の表に示す構成の場合,一部の構成情報を取得できません。
項番 | 収集対象 | 構成 |
---|---|---|
1 | VMwareまたはvCenter | 標準仮想スイッチと同名の分散仮想スイッチが存在する構成。 |
2 | 標準仮想スイッチポートグループと同名の分散仮想スイッチポートグループが存在する構成。 | |
3 | vCenter | 分散仮想スイッチにVLANトランクポートが存在する構成。 |