ここでは,クラスタ運用の環境を設定する前に必要な作業を説明します。
JP1/ITRMをクラスタ運用する場合,実行系サーバから待機系サーバへの切り替え時に情報を共有するため,共有ディスクが必要です。また,環境を設定する前に実行系サーバおよび待機系サーバから共有ディスクにアクセスできるように設定しておく必要があります。
DNSサーバを利用しない場合,物理ホストおよび論理ホストのホスト名とIPアドレスを,現用系と予備系のhostsファイルに登録する必要があります。