6.2.3 管理対象となるITリソースのホスト名の条件

JP1/ITRMで管理対象とするITリソースで,ホスト名に使用できる文字の種類および文字数を次に示します。条件を満たさない場合,収集した情報が正しく表示されないことがあります。

表6-3 ホスト名に使用できる文字の種類および文字数

文字の種類文字数(バイト)
ASCIIコードの0x20~0x7e(制御文字以外)1~256

なお,仮想化環境管理ソフトウェアが管理する仮想化ソフトウェアにそれぞれ仮想ホストがある場合,仮想ホストの名称を重複させることはできません。

仮想化環境管理ソフトウェア,仮想化ソフトウェア,および仮想ホストの場合,ホスト名を変更するときは,いったんJP1/ITRMの管理対象から削除の上,再度探索を実施して管理対象にしてください。ホスト名の大文字小文字を変更した場合も,ホスト名の変更扱いになります。ただし,対象リソースのOSがWindowsの場合は,ホスト名の大文字小文字は区別しません。同一ホストとして扱います。

ストレージの場合,シリアル番号を変更したときは,いったんJP1/ITRMの管理対象から削除の上,再度探索を実施してから管理対象にしてください。