JP1/ITRMをインストールする際は,次の内容について注意してください。
- JP1/ITRMをインストールする場合に,統合トレース機能(HNTRLib2)がインストールされていないときは,同時にインストールされます。このとき,Windowsのシステム環境変数PathにHNTRLib2のパス(システムドライブ:¥Program Files (x86)¥Common Files¥Hitachi)が追加されます。
- インストールのパスを変更する場合,先にJP1/ITRMをアンインストールしてから,再度インストールしてください。なお,JP1/ITRMのインストールパスを変更する場合,バックアップから定義をリカバリーできません。再インストール後,定義を個別に設定し直してください。
- JP1/ITRMのアンインストールでは,インストール後に作成した定義ファイル,ログファイル,およびユーザーが修正することがあるファイルなどは削除しません。したがって,JP1/ITRMを再インストールする前に,以前にインストールしたフォルダを削除してください。ファイルが残っている状態で再インストールすると,プログラムが正常に動作しなくなるおそれがあります。
- インストールする前に,すべてのプログラムが終了していることを確認してください。
- 指定するポート番号には,ほかのアプリケーションなどによって使用されるポート番号と重複しないポート番号を指定してください。
- テンプレート格納先パスと退避イメージ格納先パスには異なるパスを指定してください。クラスタ環境のセットアップ時には,セットアップコマンドのオプションを使用し,テンプレート格納先パスと退避イメージ格納先パスを共有ディスクのパスに指定する必要があります。
- WindowsのDCOMの設定が無効の場合,DCOMの設定画面が表示されます。WindowsのDCOMの設定を有効にしてください。