タスクを登録するには,次の方法があります。
リソース管理画面の[アクション]メニューの[リソース操作]からタスクを選択すると,即時にタスクが実行されます。
デプロイおよび復元のタスクを実行する場合は,作成する仮想ホストを動作させるリソースプールを選択して,即時実行タスクを登録します。
そのほかのタスクを実行する場合は,対象の物理ホストまたは仮想ホストを選択して,即時実行タスクを登録します。
割り当て予約の保守期間を設定し,自動実行タスクを登録すると,実行予定日時に,タスクが自動で実行されます。
割り当て予約の保守期間を設定し,手動実行タスクを登録すると,ユーザーは設定期間内の任意のタイミングに,手動でタスクを実行できます。タスクの状態や実行予定時間は,ユーザーが任意に設定します。
実際の作業を手動で実行したい場合に,手動タスクとして保守期間に設定しておくと,実行予定のタスクとして一覧で管理できます。また,作業状況,作業の開始時刻などを登録しておくことで,作業の進ちょく状況を確認できます。
自動実行タスクおよび手動実行タスクは,スケジュール画面-予約画面-[期間とタスク設定]画面で登録します。自動実行タスクは手動タスクに,手動実行タスクは自動実行タスクに,それぞれ変更することができます。割り当て予約の設定については,「2.8 ITリソースの割り当て予約」を参照してください。
図2-41 タスクの登録(割り当て予約から登録する場合)
タスクの登録中に,VMware ESXがJP1/ServerConductorの機能であるN+1/N+Mコールドスタンバイが実行されて予備のサーバへ切り替わった場合,仮想化環境管理ソフトウェアと仮想化ソフトウェアの構成情報を必ず収集し直してください。構成情報を収集し直さないと,そのVMware ESXに対して予約されているタスクの実行に失敗することがあります。
また,仮想化ソフトウェアの名前が変更されている場合,タスクの処理を中断します。