付録H 監査ログの出力

JP1/ITRMの監査ログとは,セキュリティ対策のために「いつ」「だれが」「何に対して」「どのような操作をしたか」を記録し,出力するログ情報です。

監査ログはRASログとは異なり,操作結果の正常/異常,あるいは機能実行の成功/失敗などのメッセージも重要となります。

監査ログを出力するかどうか,およびログの出力量は設定できます。

監査ログは,CSV形式で出力されるテキストファイルです。表計算ソフトなどで加工することで,分析資料として利用できます。

なお,出力された監査ログは,JP1/Auditを使用して収集すると,一元管理できます。JP1/Auditで監査ログを収集する方法については,マニュアル「JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド」を参照してください。

<この節の構成>
付録H.1 監査ログに出力される事象の種別
付録H.2 監査ログの保存形式
付録H.3 監査ログの出力形式
付録H.4 監査ログを出力するための設定