JP1/NETM/Remote Control

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4.2.2 特殊キーの登録と送信

特殊キーとは,キーボードから入力するとコントローラ自身に実行されてしまうキー(機能キー,ショートカットキーなど)を,エージェントに送信できるように,リモートコントロールマネージャに登録したものです。登録された特殊キーは,[Remote Control]ウィンドウの特殊キー入力バーに表示されます。特殊キー入力バーに表示されたボタンをクリックするだけで,機能キーやショートカットキーの機能をエージェントに実行させることができます。

特殊キーの登録方法と送信方法,およびデフォルトで提供されている特殊キーを次に示します。特殊キー入力バーを表示させるための設定については,「3.3.5 [ツールバー]パネル」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 特殊キーを登録および送信する
(2) デフォルトで提供されている特殊キー

(1) 特殊キーを登録および送信する

特殊キーを登録および送信する方法を次に示します。

  1. メニューで[ツール]−[プロパティ]を選択し,表示される[プロパティ]ダイアログボックスの[キー登録]パネルを選択する。

    図4-16 [プロパティ]ダイアログボックスの[キー登録]パネル

    [図データ]

  2. 「キー要素」リストボックスから送信したい特殊キーを選択し,[>>]ボタンをクリックする。
    特殊キーが「登録するキー」に表示されます。
    「キー要素」リストボックスに表示される内容は,「キー要素の種類」によって次のように異なります。
    • デフォルト
      リモートコントロールマネージャがデフォルトで提供している特殊キーが表示されます。デフォルトで提供されている特殊キーについては,「(2) デフォルトで提供されている特殊キー」を参照してください。
    • カスタム
      ユーザ固有のキーを特殊キーとして登録したい場合に選択してください。
  3. [登録]ボタンをクリックする。
    特殊キーが「登録するキー」から「現在のキー」へ移動します。
    「現在のキー」に表示されているキーが,この順序で特殊キー入力バーに表示されます。必要に応じて[↑]または[↓]ボタンをクリックして順序を入れ替えてください。
  4. 「現在のキー」から送信したい特殊キーを選択し,[送信]ボタンをクリックする。
    選択した特殊キーがエージェントに送信されます。
    特殊キー入力バーを表示させるよう設定してある場合は,ダイアログボックスを終了して,特殊キー入力バーのボタンでキーを送信してもかまいません。

(2) デフォルトで提供されている特殊キー

リモートコントロールマネージャがデフォルトで提供している特殊キーの一覧を次の表に示します。これらは,[キー登録]パネルの「キー要素の種類」で「デフォルト」を設定すると選択できます。

表4-1 デフォルトで提供されている特殊キー

項番 特殊キー
1 [Ctrl]+[C]
2 [Ctrl]+[O]
3 [Ctrl]+[P]
4 [Ctrl]+[S]
5 [Ctrl]+[V]
6 [Ctrl]+[X]
7 [Ctrl]+[Z]
8 [F1]
9 [Shift]+[F1]
10 [Shift]+[F10]
11 [SpaceBar]
12 [Esc]
13 [Alt]
14 [Alt]+[Tab]
15 [Alt]+[Esc]
16 [Alt]+[SpaceBar]
17 [Alt]+[-]
18 [Alt]+[Enter]
19 [Alt]+[F4]
20 [Alt]+[F6]
21 [Alt]+[PrintScreen]
22 [PrintScreen]
23 [Ctrl]+[Esc]
24 [Ctrl]+[F6]
25 [Ctrl]+[Tab]
26 [漢字]