リモートコントロールプログラムをインストールする場合の注意事項を次に示します。
- リモートコントロールエージェントと,リモートコントロール機能を持つ他社製品を1台のPCに一緒に組み込んでは使用できません。リモートコントロール機能を持つ他社製品がインストールされていないことを確認してから,リモートコントロールエージェントをインストールしてください。
- 1台のPCに,JP1/NETM/DMのリモートコントロール機能とJP1/NETM/Remote Controlの両方をインストールすることはできません。同様に,NETM/DM Version 3.0のリモートコントロール機能とJP1/NETM/Remote Controlを同じPCにインストールすることはできません。
- リモートコントロール時に,コントローラ側で正確に表示できる,エージェントマシンのディスプレイボードのチップセットとドライバの組み合わせは決まっています。「付録H ディスプレイボードのチップセットとドライバの組み合わせ」を参照してください。エージェントがこれ以外のディスプレイボードを使用している場合,リモートコントロールマネージャ,リモートコントロールエージェント,またはリモートコントロールエージェントをインストールしたPCが正常に動作しない場合があります。
ただし,エージェントがWindows 8,Windows Server 2012,Windows 7,Windows Server 2008,Windows Vista,Windows Server 2003,Windows XP,またはWindows 2000の場合は,ディスプレイボードのチップセットと使用するドライバとの組み合わせの制約はありません。
- バージョン06-00以降のリモートコントロールマネージャから,バージョン03-30〜05-20のリモートコントロールエージェントに接続するには,別製品の「JP1/Remote Control互換接続機能」をリモートコントロールマネージャ側のPCにインストールする必要があります。リモートコントロールマネージャ側だけをアップグレードした場合はご注意ください。
- インストール時は,Windowsのドライバ署名オプションが一時的に「警告」に変更されます。Windows Server 2003およびWindows XPの場合,インストールが完了しても設定が元に戻らない場合があります。この場合,ドライバ署名オプションを手動で設定し直してください。
- リモートコントロールエージェントをインストールする場合,インストールが完了したあと他製品をインストールするときは,他製品をインストールする前にコンピュータを再起動してください。
- OSをバージョンアップする場合,リモートコントロール製品をアンインストールしてから,OSをバージョンアップしてください。リモートコントロール製品のアンインストール方法については,「2.3.4 アンインストール」を参照してください。
- JP1/IMと連携させる場合は,リモートコントロールマネージャをJP1/IM - Viewと同じPCにインストールしてください。
- Windows 7の「Windows XP Mode」上にリモートコントロール製品をインストールしないでください。
- Windows Vistaにリモートコントロールエージェントをインストールした場合,Windows Aero機能が無効になることがあります。このとき,コンピュータを再起動することで設定が有効に戻ります。
- Windows Server 2008,Windows Server 2008 R2およびWindows Server 2012にリモートコントロールエージェントをインストールした後,イベントログ(システム)に次のメッセージが出力される場合がありますが,動作上,問題はありません。
- Remote Control Agentサービスは,対話型サービスとしてマークされています。しかし,システムは対話型サービスを許可しないように構成されています。このサービスは,正常に機能しない可能性があります。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2013, 2015, Hitachi, Ltd.